■ 蒸し鶏の香味ソースがけ
ホントは前菜ですか…
最近よく見聞きするコトバに「知らんけど」と云うものがあります。さんざん意見や主張を述べておきながら、最後に「知らんけど」はないよなあ…と思ってしまいます。知らないんだったら喋るなよ!と反発も感じます。なんだか自らの責任を回避しているようにも思え、聞いたあと・読んだあとにこれまでの時間をどうしてくれるんだい…と怒りを覚えることさえあります。
テンポの良いお笑いの会話の中で「知らんけど」とボケてみせるのとはワケが違う用法に、近年の人々の教養の無さが露骨に噴出している現象かと思えてなりません。エロおやぢの認識違いでしたらシツレイシマシタゴメンナサイですが、やっぱりモヤモヤ感は残りますよ。
さて先日は廉売の鶏胸肉を購入して「蒸し鶏」にしてみました。高タンパク質低カロリーで人気の鶏胸肉ですが、やはりあっさりさっぱりと引き換えにパサつき感も否めないわけでして、そこを何とか工夫して美味しく食していただくのがお料理を心得るヒトの腕前ってものですよね。
スライスしてお皿に並べた蒸し鶏には中華風のソースで彩りと潤いを与えます。お醤油、酢、味醂(あるいは煮切酒)、蜂蜜、洋カラシ、赤唐辛子、胡麻油などをミックスしてそのソースを作りますが、あとは香味野菜などを適宜刻んで加えるといっそう美味しくなりますね。
ん~いい感じです♪これから蒸し暑くなる季節には爽やかなひと品として重宝しそうですよ。えっ?ホントは前菜ですか…でででですよね~、クラゲ胡瓜とかピータンなどを盛り合わせて " 冷菜三種盛り合わせ " みたいなことをすれば一流中華料理店になれますか、知らんけど…とは申し上げません。
相棒はちょいとオッサレイな外装の日本酒を用意してみましたけれど、う~んエロおやぢのクチには合わないようですな、香りと甘みが立ちすぎていて、どうしてもお料理の風味を阻害する方向しかトレースが出来ない気がします。現在の市場で主流を占める甘口のチューハイなどに慣れた方なら美味しいと思えるかも知れません、知らんけど…ってシツコい、いい加減にしろよ~その誤用は!ええ、日本酒の本質をご存知の方ならダメ印をポンと付与するに違いありません。
そしてこの後はいつもの " 日本酒炭酸割り " で美味しく食事を終えました。
■ 如月の庭風景 生き物たちの春
庭をぷらぷらしていると
何やら黒い影がひらりひらりと…
あ~っクロアゲハじゃん
もう活動してるのね
川を挟んで対岸の石積みにはヘビがトグロを巻いていました
これはアオダイショウですな
おとなしい性格のヘビですからそっとしておきましょう
当家の庭にもたまに出没しますし
郵便受けの下にも動くものが…あらら~ハチですよ
しかも黄色いやつ
調べてみるとキイロスズメバチ
けっこー気性は荒い方らしいけど
取り急ぎ様子見ってことで…
お願いだから悪さはしないでね