甲州地鶏の親子丼 / 八ヶ岳高原・中村農場

かなり前から狙ってはいたのだが、なかなかタイミングを図れずに逃してばかりいた。
昨日は清里行きのチャンスを得て「今日こそ…」の思いが実現したワケだ。

親子丼というよりは煮た鶏肉を乗せた卵かけゴハンと言った方が正しいのではないか…と思われるほどレアな溶きタマゴがたっぷりなのである。
タマネギやカマボコといった助演者はココには介在せず、ひたすら甲州地鶏と玉子のガチンコ勝負だ。
すばらしい歯ごたえと旨みを捻るように搾り出してくる地鶏の肉には甘さが控えめの醤油ダレが染み込んでタマゴなしでも充分イケそーな美味さだ。
ソコにこのタマゴである。この色なのである。この旨さなのである。
ここでコレを食したヒトはもう他の店では食べる気がしなくなるだろう。相模原の友人がタイコ判を押すイミが初めて理解できるのだ。

卵黄の色は鶏の飼料に因るものらしい。この卵黄はもはや“黄身”の域を超え、鮮やかなオレンジ色に輝いている。
色だけでなく味や舌触りもまったり濃厚なのだ。
中村農場さんが苦心して配合調製した飼料で地鶏たちは健康な卵を産み続け、ボクたちはその恩恵に与かるワケなのね〜。
それにしても地鶏肉も大振りなカットでたっぷり入っており、溶き卵もケチケチ使っていないトコロが惚れ惚れしてしまうではないか。
ヤケドのコトも忘れイッキに頬張るドンブリの妙…ジツに爽快な高原の昼食なのである。



サイドオーダーした焼き鳥
コレも友人の入れ知恵なのね
ワイン地鶏のモモ串焼
親鳥肉のつくね焼
今度は手羽元も食べようと誓う


甲州地鶏のねぎ焼
交互に刺したものと
青ネギで肉を包んだものの二本セット
甘すぎない醤油タレがたまらない旨さ


















御膳についてきた小鉢の一品
ササミのマリネは高原野菜の旨みを吸い込み本当に美味しい
口の中でイバリ散らす玉子をそっとたしなめる酸味を持っている


















中村農場
http://www.nakamuranojo.com/
〒408-0003 山梨県北杜市高根町東井出4986-524
TEL:0551-47-5030 / FAX:0551-46-2875 
mail:info@nakamuranojo.com
営業時間:昼メニュー :12時から14時まで
     夜メニュー :18時から21時まで(オーダーストップ20時15分)
定休日:火曜日・水曜(発送も定休日はお休み)

地図

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 奥サマの父君へのプレゼント購入そしてボクがオーダーしてあったビジネス・バッグの制作進行状況を拝見しようかと、メリーマックさんのある清里に行こう!と決心したのはつい数日前だった。

 お伺いする電話も入れずにいきなりはシツレーかとは思ったが、いつものように石原夫妻が笑顔で迎えてくれるのは本当にうれしい。
聞くとカバンはすでに出来上がっているとの由、そろそろメールで連絡をしようかと思っていたところらしく間の良い訪問にボク自身が思わずニンマリしてしまうのだ。
写真の上部のものが今まで使っていたA4フォルダーサイズのカバンで、下が今回完成したB4フォルダーが入るサイズのものだ。
一回り大きく造られているため、A4を収める場合でもヨユーがあって使い勝手はよさそうだ。
 キャメルカラーがアメ色に変化してゆく楽しみと、馴染んだ革がカラダにフィットしてゆくヨロコビをいまから思い描いては舐めるように眺めつくしてしまうのよ。



オーダーの証のネーム入れ
石原夫人がいつも施してくれるのだが、毎回作品のドコに入れていただくのかを悩んでしまう



今回もインナーにちょっとした工夫をサービスしてくれた石原氏
CFカードやCO-ROMといった最新のメディアに対応したサブポケット、そして多用途に使えるインナー・フォルダー…「あったらいいな」を的確に実現してくれる石原氏の心遣いに感謝なのである



石原家の自家製スモークサーモン
思わぬご馳走にありつきサイコーなのね♪
温燻とはいえきちんとハーブを加えた塩で寝かせてから乾燥加熱調理したものだけに、しっかりとした風味が生きている
アトはビールか…



アートなモニュメントに吊るされ乾燥してゆくレインボウ・トラウト
氏自身が釣りあげたモンスタークラスは燻され乾いても相当な厚みと重量を保持している
アングラー垂涎のビッグワンなのよ



庭の片隅に置かれた古いミシンのフレーム
鋳物鋼材の質が良いのだろうか
赤錆の進行が非常に少ない




メリーマックさん裏テの雑木林に降りてゆく小路
前回タラの芽を採取したのもこのアタリなのね
青いモミジが梅雨空を明るく見せてくれている



斜面にある山ツツジ
ちょっとピークは過ぎてしまったが、まだしばらくの間は楽しめそう



先日から設置しているというウッド・デッキ
2×4規格材を使い石原氏ご自身で基礎土台から…
タテハチョウが休憩に訪れるブルーのフィニッシュはこれからまだ塗り重ねるそうだ



アナログディスクのプレイヤーセットの上は、ちょっとしたギャラリーだ
はは〜ん、スパークリングワインのコルクストッパはイスになるのね…



MGAが置かれたピットに続くウッドデッキ
緑の爽やかな光が置かれた植物を美しく縁取る



革工房 Merrimack(メリーマック)地図

http://www.eps4.comlink.ne.jp/~merimack/
〒407-0301
山梨県北杜市高根町清里3545-1
TEL : 0551-48-5455
定休日 : 毎週 火・水曜
E-mail : merimack@eps4.comlink.ne.jp


革工房メリーマックさんに関する日記↓

5月11日の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20080511#1210472803


5月9日の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20080509


1月21日の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20080121#1200890103


12月2日の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20071202#1196580680


11月18日の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20071118#1195351676


10月29日の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20071029#1193626630


10/15の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20071015#1192425522


9/3の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070903#1188777893


8/6の日記
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070806#1186354115<<