つぶ貝のやわらか煮と菜めし

農民市場に行くと新鮮な大根を売っていた。まるで地面にある時のように生き生きとした葉もついていてみずみずしい。


スーパーなどでは大根の葉は切り落とされている姿しか見ないし、この農民市場でも荷造り台のワキには包丁とバケツが用意されてあって購入したヒトはスパッとやっては家庭に持ち帰らないシクミになっているらしい。
モッタイナイ話なのである。栄養を吸い上げては陽の光を浴びてスクスクと育った青葉を何で捨ててしまうのかボクには全く理解ができない。栄養だって豊富だし、調理もザクザクと刻んではサッと塩茹でしてやるだけのカンタンなものなのにねぇ…
茹であげたアト冷水に晒すと鮮やかな色となって見た目にはよいが栄養価は下がってしまうようだ。ミネラルやビタミンが水に溶け出てしまうのね。そのままザルに開けこぼしては団扇でパタパタと煽いでやれば適度に水分も飛んでいいカンジになるのよ、色も鮮やかなままだし。
炊きたてのゴハンに混ぜてちょいと塩とゴマを振ってやれば極上の“菜めし”が出来上がる。大根の香りや旨みもちゃんと息づいてるし、ほのかな苦みが食欲をかきたて、これからの暑い季節には格好のゴハン料理となるワケだ。
味噌汁の具にも使った。油揚との相性は親分の大根本体譲りだし、彩りもよくジツにナイスな具なのである。最近はやってはいないがゴマ油で炒めて軽く醤油で味付けしたものはそのままゴハンに最高のお伴になってくれるし、酒の肴&箸休めとして活躍もする。
こんなに美味しい野菜がリッパな大根のオマケについてくるなんて、ホントはニッポンも豊かなハズなんだけどな…
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
妹君の北海道土産である“つぶ貝のやわらか煮”は釧路のフッシャーマンズワーフMOOでのお買いものだったようだ。北海真つぶのねっちりトロリとした旨みが甘辛い味付けに仕上げられていて見事な出来栄え。菜めしに乗せて食すと「いや〜ん、ウマすぎ♪」となり貴重な一袋があっという間になくなってしまうではないか。ウ〜ム、ココは少しセーブして酒の肴用にもにカクホしておかねば…とキンチョーするエロおやぢなのである。

この日の昼食は浜松のM氏が印度行脚土産のカレーと一緒にお持ちくださった“印度製即席袋麺”なのであった。レトルトのカレーはスプリームな美味しさだったので、スープやブイヨンで有名なMaggi現地法人のテによるものならば…とかなり期待度は高かった。
先般から早く食べたくて仕方がなかったのだが、そのままストレートに食すのは芸がなさ過ぎなのでどんな食材トッピングと組み合わせて調理するのがベストなのか…と頭をヒネっていたワケなのだな。
袋に写真印刷されているように茹でタマゴとネギは外せないだろう。ちょっと大葉や茗荷などのハーブも刻んでトッピングすればエスニック感倍増っ!ってな具合でいいんじゃないのかなぁ…などとヨケーなコトも思いついてしまい準備を始めるのである。
「インドってコトはカレー味である」と容易に想像できるし、写真のスープだって黄色っぽいじゃん。

トコロが出来上がったものは薄〜い塩味のついたチキンスープみたいなもので、濃い味を期待していたボクはあっさりとはぐらかされた格好だ。しかもカレー味でもない…
そして麺がまた出来そこないのヒヤムギみたいなヤツで激マズなのである。こんな不味いインスタント麺は初めて喰ったぜ!の世界で、あらためてニッポンの即席食品の加工技術の素晴らしさを身にシミて感ずる瞬間なのであった。
いや〜思わぬトコロでいい勉強をさせていただきました、浜松のM氏に感謝の午後なのである。








Sora

Evening, July 08. 2009.

(139) 東京カレーラボ『アーモンドチキンカレー』


“カレーをテーマにしたレストラン「東京カレーラボ」が昨年3月東京タワー内にOPEN!「東京カレーラボ」ではコンセプトである「ラボ(=研究所)」に象徴されるように、店内に設けられたガラス張りのラボスペースにおいて「国民食カレー」の研究開発を行い、研究成果としてのカレーを随時発表するといった実験的な試みにチャレンジしていくことを目指しています”
とホームページにメッセージが掲げられているようにアグレッシブなイメージのカレーが発売されていた。
ラボに参加しているのはフツーの料理人ばかりではなく各方面のクリエイターが夫々の感覚とアイデアをぶつけ合い火花散らすというコラボレーション展開で、今までありそうでなかった世界を目指しているようだ。
パーンと弾けるような刺激の辛味は線香花火のように瞬間テキな煌めきで口腔に突き刺さってくるが、ローストしたアーモンドのような深い香りと旨みにあっと言う間に溶け込んではスパイシーな破片を渦巻くように配置してゆく。
チキンの肉塊はさほど自己主張せずに、ひたすらカレーソースに支配されては逆に引き立て役として上手く機能しているカンジだ。
ラボというからには新たな研究成果もそのうち発表されるのだろうか、楽しみなことである。


東京カレーラボ
http://www.tokyocurrylab.jp/


江崎グリコ株式会社
http://www.glico.co.jp/



 おとし文と萌


「おとし文」って黄身餡を漉し餡で包んだお菓子なんだね
このお店の定番なんだってさ
いや〜上品なお味…やっぱり看板商品だけのコトはあるなぁ


淡い緑色の方が「旬のおとし文・萌」なんだ
“萌え〜♪”じゃないってば
“もゆ”って読むみたい
粉茶と抹茶を加えた抹茶餡
皮むき小豆餡を包んであるよ
初夏のお菓子? あ〜、限定だからもうないのね…


今からは「旬のおとし文・清」
ば〜か、キヨシじゃないってば
ヘンなお笑い番組見過ぎなんじゃないの?
“さやか”って読むのよっ
梅味なんだって〜



株式会社 清月堂本店
http://www.seigetsudo-honten.co.jp/

東京都中央区銀座7-16-15
TEL:03-3541-5588
※日曜祝日は休み













散歩してたら雑木林に
この時期って意外にキノコが成長してるんですよね

[:W280:right]

[:W280]




   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆




前の日にさメスを拉致したもんで
オスが怒ってやってきたみたい
びっくりしたよ、また突然玄関ワキにいるもんだからさ
えらい凶暴なヤツだったなぁ
しまいにはトゥインゴひっくり返しちゃったもんね…











dar-herさん
おはようございます! 聖地なら五体投地で巡礼だよな〜(笑)
多分、店舗では新献立や実験テキ作品もあるのでしょうが、やはりレトルトとなると製造メーカーの採算も考えなくちゃならないからパッとは出てきませんよね(´Å`)
この和菓子屋さんは以前Tom-Zさんがお土産に持ってきてくれた“葛焼田楽”↓↓↓で初めて知りました。
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070730#1185762677
なかなかいい和菓子屋さんですね〜♪



かぶちゃん
おはようございます! 今朝もまたクワガタの♂を見つけたよ〜v(o^∀^o)v
ホントに大根の葉っぱはもったいないよね…葉つきで販売するのは鮮度がよくないと出来ないコトだから、逆のイミでは「ボロかくし」して売ってるってコトかな。
例えシオレちゃっていても冷水に浸けておくとシャッキリ元に戻るのになぁ、みんなゼイタクなんだよ。 でもかぶちゃんは大根の葉料理をよく知ってるね〜
やっぱり真のゼイタクってーのはこういう食材を大切に慈しんで無駄にせず…そして美味しくいただくコトなんだよねーd(°-^*)⌒☆



ムー吉どん
おはようございます! あのコロは若かった…涙…って〜(笑)
ニッポンはインスタントラーメンの発祥の地だからね〜、こんな美味い即席麺をインド人が食べたらニューデリーでもカルカッタでも一斉蜂起して「らーめん革命」が起きちまうよ。そして聖地ニッポンへの巡礼の旅…(爆)
そうだ!長男君をラーメン大使にしてインドに送り込もうぜ\(≧▽≦)丿



元ルーさん
おはようございます! アイスは隠してありますから…(笑)
う〜ん、昨日清里で美味しいアイス食べちゃったもんね〜♪ アトで今日のブログにアップしますよ。
貝を焼いたり煮たりする時のニオイってのはたまんないですよね〜「もう何でもいいから早く酒もってこいーっ!」みたいな(≧∇≦)b 釧路には“海水浴”って存在しないんですよね…だから“海の家”とかってアコガレでしたー(笑)



みいさん
おはようございます! 広島にいたのに牡蠣を食べなかったなんて..... ( ̄□ ̄;)!!
今朝もちょうど某国営放送舞鶴の“とり貝”をクローズアップしてまして「もう何でもいいから早く酒もってこいーっ!」ってまたかよ〜(笑)
でもホタテってキライな方は少ないですよね、生でも美味しいのですが火を通したものも独特の甘みと香り…そしてあの食感ですものね♪
特にクリーム系のソースと相性が良くってパスタなどにはサイコーっ\(o^∀^o)/ 白ワインが…って、また酒の話かよー(爆)



まこたくさん
おはようございます〜っ! 「浜松のPスズキ」のほうがよかったかなぁ(笑)
カレーの完成度との落差はいったい何なんでしょうねぇ(爆) いや〜ちょっと日記は大袈裟に書き過ぎましたね(;´Д`)スープはそんなにマズくなかったんですよ… ただ麺には衝撃テキな(≧∇≦)b
自動車だけでなくて食品業界もインドに進出すべきでしょう、特にインスタントラーメン業界は(笑)
でもこういうお土産は大歓迎です! 
何と言っても楽しいじゃないですか…ご馳走さまでした〜っ(*^_^*)