テ抜きでもサイコーじゃん『豚バラ肉割下焼丼』

近年やたらとメシが旨く感じて仕方がない。メシとは白米のことなんだけど、きっとそれは晩酌が始まるとコメは喰わずに肴だけで終えてしまう反動なのかも知れないな。

それと(これは以前にも記述したことかとは思うけど)若い頃はヤキニクと云えばひたすらニクを食い続けてコメなんぞには絶対にテを出すことはなかったのだが、某テレビ番組で人気大物グループの一人が「焼肉にはゴハン!これがめっちゃ美味いんだよね〜」などという発言を聞くに及び早速そいつをジッコーしてみると、いや〜参りましたねえ…何で今までこんな単純なことに気づかなかったのかよ!と思えるほどサイコーに美味いったらありゃしないのよね、人生は日々発見の努力とその実践なのだ。
そんなわけで時折ムショーに喰いたくなる“焼肉丼”ってやつをテメーて作っちまっては昼メシにモリモリ喰らうのである。忙しい休日の昼メシだ、そんなにテはかけられないのでササッと作ってパパッと食べられるテ抜き系料理しかないのよ。焼肉丼と云えばアレを切ってコレを準備して…とメンドな支度を想像しがちなんだけど、コイツにゃそんな心配は無用なのよね。
スーパーで廉売のカナダ産豚バラ肉とテキトーな厚みにスライスした玉葱を市販の“すきやきの割下”をジャジャッとかけて焼き煮みたいな風に仕上げてやるだけ、あとは刻みネギをトッピングしてお終い。あれば白ゴマなんかをパラリとすればカンペキでしょ。おっと、食べるときには七味唐辛子をお忘れなく。韓国焼肉じゃないんだからね、糸切り唐辛子なんてダメだよ。

昼めしにガッツ〜ンしちゃったからヨルの肴はサッパリ系にしようではないか。刺し身とかもいいんだけど、テレビ番組で視た牡蠣がなんだか脳裏に焼き付いていてスーパーに行ったらどうしても食べたくなっちゃったのね。
う〜ん、もう少ししたらおチバのマダ〜ムから広島のご実家お取り寄せの牡蠣が大量に送られて来るのは例年のことなので、それまで牡蠣は封印しておきたかったんだけど、もう喰いたいとなったら矢も盾もたまらず…ってのがエロおやぢのパターンかな、まあいいよね。
で、豆腐と白菜を入れた鍋に牡蠣をくぐらすように入れて温め食すという『牡蠣豆腐』の登場なのだな。こいつには冷やかヌル燗の日本酒ってのが一番フィットするんだけど、その前にお約束のお疲れ様ビール乾杯てな儀式も待っているのであって、平素は某ホームセンターオリジナルブランドの韓国産ビールを愛飲するエロおやぢも、こーゆー肝心なときには冬らしいビールを準備して牡蠣の味わいに華を添えるのよ。

あぁいいねえ、美味いねえ…シゴトで冷えきったカラダを風呂で回復し冷たいビールをグビ〜、熱々の牡蠣や豆腐をつるりといただく快感…神戸のG手作りのポン酢醤油がまたサイコー!思わず第二コースの日本酒を飲り過ぎる初冬の宵である。




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