(177)エースコック『JANJAN焼そば』二種

現在のカップ焼そばは平型容器が主流であって一部の復刻版などを除き新製品はおしなべてそれなのである。ところが先日スーパーの棚に並べられていたエースコックさんの新製品はタテ型で勝負をかけていたのだな。

容器の形状とラベル位置のオカゲで棚の上段に置いてもきちんとその商品が判るから店員さんはラクなのじゃないかな。コンビニなどでは従来型の場合最前列をタテに起こして容器上面を見せる工夫をしているし、スーパーでは最下段に配置するなどなかなかにテのかかるやつなのだよ。そんな『JANJAN焼そば』は以前に「次世代スタイルの焼そば?」なんて持ち上げたことがあったけれど無責任なエロおやぢはその後一度も食していなかったのね、懺悔のキモチも込めて今回は二種類イッキに食べ比べだ。“鰹の香りがふわっと香る『だし醤油焼そば』”と“10種の野菜と果実の『ソース焼そば』”、各¥128でごくフツーの価格は(食べてみよーかな)なんてキブンを誘ってカゴに入れやすい。

大盛りとか爆盛りのカップ焼そばはもう食べない…じゃなくって食べられない…と決めているのに何で2個イッキに?と言うのは若干少なめなボリュームであることを前回この商品を食した際に知ったからなのであって、しかも(残ったら夕方のビールのつまみにでもすればいいじゃん)とムリして完食する必要もないところが決断の背景にあるのよ。
先ずは和風系の『だし醤油焼そば』から。う〜む、ショッパい…。確かに鰹の風味がよくしていかにも和風系のお味はするのだけれど、体感塩分濃度が高く感ずるのはナゼだろう。カップ焼きそばの油揚げめんってけっこー甘みを含んだものが多いからなあ、ちょっとチューニングのバランスを間違えちゃったかな。
そして本命の『ソース焼そば』ね、こっちは逆にネトネトと甘過ぎ!焼きそば用のソースはかなり甘い方向に振ってあるのが常なんだけど、そこは合わせる香辛料によってスパイシーさやスッキリ感を打ち出すってーのが料理としての基本だよ、ソースの旨味に頼った商品開発がミエミエ。お味もシゴトも甘いな。
まあこうしてボロクソに貶すほど不味いわけじゃないんだけど、サスガに完食どころか二種合計で一個分も食さないうちに放棄してしまった。ちょっと想定外である。
夕方その食べ残しをビールの肴にしてみた。いつものしょーもない発泡酒だからこーゆーつまみでいいのである。ところが冷めて硬くなったカップ焼そばね、こいつがなんだかミョ〜に美味いのだよ。表面に浮いていたソースが馴染んだからなのかな、よく弁当なんかに添えてあるあの焼そばみたいなカンジになっていてイケてるのだ。こっちも想定外だった。


エースコック株式会社
http://www.acecook.co.jp/




クリック↓↓↓で応援をお願いします




霧深かった夜明けも陽が昇ると朝靄に
もう11月か…



7:14AM, November 02. 2014.






元ルーさん
こんにちは!
フォードフォーカスですか、メガーヌと同クラスの対抗馬でしたよね。ボクもいちおー比較対象にしましたよ、これもなかなか個性があっていいクルマでした。
焼そば弁当みたいに定番中の定番みたいな存在が必要ですよ、スープ目当てだっていいじゃありませんか(´▽`*)アハハ こちらですとペヤングの「ソースやきそば」みたいなものかな〜