夏の間スクスクと育っていた作物はもうすっかり枯れ果てたと思っていた。
ところがドッコイ、甘唐辛子はまだその実をつけていて黒くツヤのある表面に変化してイキイキとしていたのだ。
黒くなっているので腐敗しているのでは…と触ってみるとツヤもハリもあって悔しがる女性もいるだろう。コイツはサッサと収穫して喰ってしまわなければ旬を逃してしまうのだな。そう、なんでも若くてピチピチの方がいーにキマっているのだ。
園芸ハサミでパチパチと切り落とすと甘唐辛子の樹は丸ハダカのようなカンジになって寒々しい様子になってしまったが、間もなく師走となる空にはこの方が似合っているような気もする。
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さて、コイツをどうやって料理するか。
先ずは映画に誘って、予約したレストランで…って違う！甘唐辛子を美味しく食べる方法を考えなければならないのだよ。
ウ〜ム、月並みだけど味噌炒めってテも悪くはない。ちょっと甘辛い味噌に香ばしく絡む甘唐辛子はパリパリとしたその食感もスバラシく、どちらかと言えばご飯のオカズと云うよりも一杯の肴として堪らないひと品となる。
しかし表皮が黒いこの甘唐辛子を活かすにはもう少し彩りバランスに優れた料理にしたいなぁ、と思っていると冷蔵庫からはチョリソーの袋が飛び出してきて「そうだ、パスタがベストアンサーじゃん♪」なのである。
例によってレシピはペペロンチーノの応用編だ。ミニトマトも加えて甘みや酸味も加わり食味のバランスまで良くなった。おぉ〜、思いつきでやったワリにはジツに美味いパスタではないか。
ビールしかない。ビールビール…
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今朝の富士山
ってまだ夜明け前なんですけどね…
5:40AM
6:01AM, November 28. 2009. @Fujinomiya-City
