イカゲソで増量『ペスカトーレ・ビアンコ』

ベーコンやソーセージに始まり鴨肉…と、ニクを使ったパスタが続いていたのでたまにはシーフード系も食べたいなぁと思って支度を始めた。
小海老やアサリの冷凍に混じって焼そば用に買っておいたイカゲソも出てきたので「ええい、コレも使っちゃえ」といささかバランスの悪い配分となったが、まぁいいだろう。

ボンゴレにロッソとビアンコがあるように、ペスカトーレでも赤白ドチラを選択してもそれぞれの美味しさがあるものだ。このところペペロンチーノベースのパスタを連発しているが、ソレはどの程度の可能性があるのか実験テキに試しているという理由もある。
ずいぶんイロイロな食材と組み合わせてみたが、ドレも破綻なく美味しくいただけるコトが判ったので一安心だ。このペスカトーレを最後にビアンコはしばらくお休みかな…
今時期だと牡蠣を加えてみたり近海モノ白身魚のポワレなど添えればもう少しリッチな感じのひと皿になるのだろうが、ドサッと出てきたイカゲソで庶民テキなペスカトーレにするのも決して悪い選択ではない。
ただしコレはスルメイカのゲソだったので少々硬い…というのが難点なのであった。ヤリイカやヒイカだともう少し柔らかくふわりとした食感を楽しめたのだろう。やはりスルメは一本一本バラバラにし、やや短めに刻んでヤキソバに投入と云うのが正しい使い道のようだ。
もちろんお味の方は申し分ないのではあるが…