ヒラタケとエリンギのパスタ

とてもリッパなヒラタケを農民市場で見つけた。香り・食感ともにそう優れたキノコではないが、とてもいいダシが出るので汁モノや炒め料理で美味しくいただけるのはチタケと似ているかもしれない。


購入したパックには2株ほど入っていたので半分は前日に温かい蕎麦つゆに入れて食した。市販の濃縮めんつゆが鶏肉とこのヒラタケによって信じられないくらい美味しいものになった。
農民市場にはまだ残っているのだろうか、もしあるなら再び買ってきてもう一度食べたい蕎麦なのね〜♪とシンケンに思っているのよ。
残りの半分はボクだけが独占できるようにソッと隠しておいた。このヒラタケを見た瞬間から「コイツはパスタだよ!」とヒラメいていたのでお昼ゴハンに一人楽しむのだ。悪いものではないがみそ汁などにヤタラ使われてしまっては惜しいではないか。
ヒラタケそのものの美味しさを堪能したかったのでベーコンなど香りの強いモノは入れなかった。一本だけ残っていたエリンギを賑やかしに加えるにとどめておく事にする。
ダシ醤油をジュッと仕上げに回しかけて刻み海苔をトッピングして食すと云うレシピも一瞬アタマをかすめたが、醤油味は前日の蕎麦で楽しんでしまったし、ソレになんといってもイタリアンな料理にコダワリたいのよ…という偏屈ヤローである。味付けはパスタを茹でた時の塩分とガーリックオイル・ペペロンチーノだけというシンプルなものだ。
もちろんサイコーに美味い。トッピングの三つ葉は御愛嬌だが、意外にマッチングは良かった。
このヒラタケは“しめじ”の販売名でよく見かける黒っぽいカサのものと同種ではあるものの「寒たけ」と呼ばれより大きく肉厚な品種である。先日行った富士山の北麓辺りで多く栽培されていて道の駅・鳴沢で食したきのこそばにもコレがたっぷり入っていた。
ヒラタケにはキノコ類の平均値をはるかに上回るビタミンB1ナイアシンを含んでいて、ビタミンB1はデンプンや砂糖など糖質をエネルギーに変える代謝作用を、そしてナイアシンは各種の炎症を防ぐものでフツーの野菜類平均の約15倍含まれているというから、単に美味しいだけでなく健康に有用なキノコなのである。
ウ〜ム、まだあるかなぁ… アトで行ってみよっと、農民市場へ。




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Sora
あっという間に夕方だね…



5:22PM, January 23. 2010.