決意と覚悟と信念

鯵の開き

長きに亘ってニッサンを率いてきたカルロス・トシキ…じゃない、ゴーン氏がタイホされ冷や飯を喰っているのは周知の事実だけれども(しかし何でこのPCはカルロスって入力したら次節第一候補にトシキを挙げたのかなあ、まあいいや)、真実と罪の解明は司法の手に委ねることにして、ニッサンルノーについての報道にいくつか「?」マークが生じているのはボクだけだろうか。
特に両社の関係については「全てに劣るルノー」なんてコトバを何度も聞いた。ええっ?ウソだろ!何なんだい全てに劣るって。何を以って優劣を判定しているのか全く理解できない。確かに販売台数や売り上げはニッサンが逆転したし、生産精度や信頼性は元々ニッサンの方が上手だった。けれども技術はソレだけじゃないし、ニッサンが作れないクルマだってあるんだ。キーワードは「感性」ね、クルマってのはヒトが操るものなのであって技術はそのアンダーグラウンドとしての感性を基にして成り立つものなんだ。
モノゴトの本質を解かっていないマスコミのガキがそんなおバカ報道をするのだろうけれど、ニッサン(他メーカーも一緒だけど)に例えばアルピーヌA110やメガーヌRSみたいなクルマを開発生産販売する決意と覚悟と信念はあるのだろうか。そう、答えはNothingだろう。
そんなアレコレにモヤモヤしながら一日の疲れをクリアする行為…つまり旨い肴と酒でココロとカラダをリセットするのよね…に『鯵の開き』を選んだ。幸いなことに名産地である沼津が近くにあるので上等なそいつを気軽に食すことが出来るのは有難いことである。

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LZOS  INDUSTAR-61L/Z-MC 2.8/50  @ SONY α7

いや~めっちゃ美味いねえ。こーゆー干物を知ってしまうと、もう後戻りはできないってもんだ。
沼津はその周辺で鯵の養殖などが盛んだし、駿河湾で天然モノの鯵がたくさん漁獲されるので昔から”開き干物加工”が盛んだったのだけれど、ここまで有名になってしまうとその生産が追い付かなくなり、オランダなどの国から生冷凍アジを輸入しては沼津で加工する…というスタイルも定着している。事実静岡県東部のスーパーでは堂々と「オランダ産 沼津加工」と表記して販売されているしね。
コレは私たちの名産品なんだから、例え原料産地が海外であってもその技術で美味しい食品を製造できるんだ…という決意と覚悟と信念があるからこそ、その歴史と実績が築かれているのである。





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立春

今日は二十四節気の「立春」にあたる日
昨日までは「大寒」だったのにここ数日の気温上昇で庭の梅の開花が進みました

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Canon Camera  SERENAR 3.5/50(L39)  @ SONY α7


なんとな~く陽射しも春めいてみえますか
いやいや油断しちゃいけませんな
まだまだ寒い日は続きます

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Nikon  NIKKOR 2/85  @ SONY α7