牛丼御三家の朝ゴハン(3-2)吉野家

一汁三菜朝膳

さて二日目は「吉野家」さんです。もう牛丼の代名詞みたいな存在ですよね、吉野家行ってみる?と訊けばそれは牛丼を食べに行こうよってことなんですから。
そんな「吉野家」さんは売上高ベースで行きますと業界二位なのです、老舗であることや知名度からいっても意外なカンジですが、上には「すき家」さんを中心としたゼンショーグループがあるのでした。

ただこの売上高はグループ全体の売り上げですから「牛丼」単体で比較すると順位は変わらずともその差はもっと縮まったものであるようですけどね。
「牛丼」のお味や好みはもっと詳細なレポートが書ける方々がたくさんいらっしゃいますのでボクは逃げておきますが、牛丼屋で朝メシってなかなかに酔狂なカンジがしてエキセントリックですよね。そんな吉野家さんではホームページでこんなキャンペーンを展開しています。

『一汁三菜朝膳』…なんとな~く響きもよくてヘルシーなイメージです。乱れた生活(ってさ、そんなのオマエだけだよ!と言われそーですが)をピシッと矯正してくれるような正統派の論法で導いてくれそうなところがいいなあ。
キャッチフォトも閉鎖テキな店舗照明ではなく明るい朝の窓辺みたいな感じだし、筆書き漢字がド~ンとメインのコピーも強くアピールしてくる。誰でも強い期待を感じてしまう上手い作り方だと思います。

そしてボクは牛丼屋さんなのでやはり牛丼ちっくなものも食べたくて『ハムエッグ牛小鉢定食』を注文してみました。フォトではフライパンみたいなものに乗ってますけど、実際の提供品は如何なものでしょう…と思っていると、やはりクイックに運ばれてきたのはテフロン加工されたフライパンで焼かれたハムエッグです。
厚手のフライパンなのでスキレットのような効果もあるでしょう、テーブル上でビチビチと油煙が上がり食欲がグ~ンとアップしてきます。近年のコトバで言うならテンションが上がったって言うんでしょうけどね、ボクはナゼかこの表現がキライでして…おっと脱線ですよ、元へ、

SIGMA  A013 2.8/30 DN  @ SONY NEX-7

もちろんこのお値段(税込み¥490)ですからハムエッグだけでなくサラダや肝心の牛小鉢も付いています。サラダはプッチンドレッシングが別添えになっていて良心を感じますね。それよりアチチのハムエッグにコーフンしてそのままわしわし喰ってしまいましたが、考えてみるとウスターソースをかけて食してみたかったなあ、とも思います。テーブルにソースはあったのかなかったのか…ぜ~んぜん記憶ありません。
ハムエッグ&白ゴハン&味噌汁で元気になりました。後半は牛小鉢をメシにぶっかけてミニ牛丼にします。卓上にある紅生姜をドッサリ投入することは忘れませんでした。あぁ何て美味しかったんでしょ!
そしてもうひとつ印象テキだったことがあります。それは早朝から女性従業員二名で営業されていたことです。注文も自販機などではなく従来通りの口頭での御用聞き、お会計も昔ながらのレジ方式。ずいぶんテマヒマかけたことをされていますが、逆に温かみとでもいいますか人間と人間が営む生活の1ページがあるようでとても好感を持ちました。
また間違い注文や急な意思変更にも対応していただける…実はボクも『ハムエッグ納豆…』注文から直後に『ハムエッグ牛小鉢…』に替えていただきました。とても快くチェンジしてくれましたが、自販機だとこーゆーワケにはゆきませんよね。有難いことでした。
それに伴って思い当たるフシがありまして…「吉野家」さんは業界二位の売上高ですが営業利益や純利益ですと三位になってしまいます。と云うことはコストの高い運営をされているわけですね。某データベースを見ると従業員の平均年収や勤続年数が一番高いのが「吉野家」さんです。つまり従業員を大切にしている企業なのかとも思えるわけですね。イコールお客さんを大切にしてる…そんな風にも考えられませんか?



吉野家 41号線小牧店
https://www.yoshinoya.com/
愛知県小牧市小木東1丁目140
TEL=0568-74-0300
ACT=6:00-23:00 無休




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