真夏の果実がステーキに

ビーフひとくちステーキ定食@四六時中

小牧市でモーニングをハシゴしてその近くの寺社巡りも無事完了、さああとは昼めし喰って食料品などのお買い物をして帰るだけだ。宿舎に戻るルートからゆくといつものショッピングモールだな…と津島市の商業施設に立ち寄った。
「ヨシヅヤ」さんは愛知県とその近隣県でいくつもの店舗を展開するスーパー(もともとは戦後津島市に開業した義津屋呉服店)なんだけど、津島はその発祥の地なので本部が置かれているし、施設も同店最大規模のショッピングモールとなっているのよね。

大きな商業施設の多くがそうであるように、フードコートがあったりいろいろなレストランやカフェもテナント参加している。最初は例の「スガキヤ」さんにしようかと思ったのだけれども、朝食が麺類だったし…笑えますねえ~朝から『鉄板焼そば』ってさ…なんだかゴハンものをガッツリ喰いたかったのだ。
それにボクは先日からなんだかヤキニクが喰いたくてたまらなくなってるんだよ…って、あるじゃん、なかなかに都合のよさそーなお店が。ただしボクがあまり好まないジェネラルチェーンのようですね、まあたまにはこのテのお店もお手並み拝見ってカンジでいいんじゃないの?なのです。それにしてもデパートにムカシよくあった「大食堂」みたいな品揃えですな。
そんな中で注目したのは熱々鉄鍋提供の定食「グリルサークル BEEF」ってシリーズものですよ、いっちょ入ってみますか。お店のナマエは「四六時中」…ん?ドコカで聞いたセリフだけど。

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INFOBAR A03

サビの部分に登場する「四六時中も好きと言って」というコトバが印象的な歌はサザンオールスターズの「真夏の果実」という曲ですね。1990年にリリースされたこの曲は桑田佳祐氏の作詞作曲だけど、氏は時折こうした古風な表現をその歌詞に織り交ぜることによって新鮮で印象的なのにナゼかほっと安心できる日本語コトバを紡ぐのである、やっぱり天才ですな…おっとっと~脱線ですよ、元へ。

メニューには『ビーフひとくちステーキ定食』というものがあって、これならヤキニクの親戚みたいなものじゃん!てワケでお願いすることにした。とにかくガッツリいきたかったのでウェイトレスのおねーさんに「追加料金を払ってもいいからニクの増量はできるのか」と問えば、案の定ダメみたいで残念だったのね。まあ個人店じゃないんだし、POSシステムにそーゆー設定がなければムリってもんです。どーしても大量に喰いたけりゃ2つ頼めってことですな。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

固形燃料で加熱されている鉄鍋が運ばれてきました。上にはたっぷりのフライドポテトをはじめとしたガロニ、コロコロカットのビーフ、大葉&大根おろしが載せられて「早く喰え!」と催促しています。
本来は添付のオニオン醤油ステーキソースみたいなやつをジュ~ッ!と回しかけて食すのでしょうけれど、そうするとイッキに火が入って後から食べるニクがウェルダンになってしまうんですよね、だからボクはジクジクと焼きながらそのソースをつけて食すわけです。
おっと、けっこー美味いじゃん!コレって。欲をかいて肉ダブルみたいなことを考えたけれど、税別¥1090でこの量とお味なら上等です。あ~ノーマルにしておいてよかった。もうそーゆー齢じゃないんだし、やっぱり量より質ですよ。
その質に関しては多分オージービーフのもも肉って感じですかね、柔らかさや香りを楽しむカテゴリよりも弾力や噛み応えとその旨味を愉しむ部類でしょうか、でもそんなに悪くありません、フツーに美味しく食事を終えることが出来ます。

ところでこの「四六時中」さんはイオングループが運営するレストランなんですね、ヨシヅヤさんからすればライバル関係の関連企業なんでしょうけれど、こーゆーご時勢ですからそんなこと言ってられないのでしょうか。それともお互いに得意分野で利益を担保し合う戦略なのか、難しい世の中になっています。




和ダイニング 四六時中
https://www.aeoneaheart.co.jp/
愛知県 津島市大字津島北新開351番地 ヨシヅヤ津島本店1階
TEL=0567-23-7306
ACT=10:00-21:00 無休


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お買い得品ねぇ…

そのヨシヅヤさんで食料品を購入します
例によってレジ脇のシマにはお買い得品が陳列されてましてね
この日はポケットラジオです
でも「午後」しか受信できないラジオってお買い得とは思えないんですけど









野生のカメみつけた

現在造成工事を行っている現場は春日井市の郊外にあります。地元の樹脂製品製造企業が本社と工場を新築するのでかなりな面積になっていますけれど、元々は水田や畑地だった場所なので、自然は今でも豊富に残っているのでしてね。
毎日朝ゆくとキジがケンケン鳴いてますし、野鳥やスズメ・カラスもたくさん飛来してはナニかしています。湿地や用水路があったことから水生生物もたくさんいましてね、先日はザリガニを捕獲しました。マムシなどのヘビ類もけっこーいます。

SIGMA  A013 2.8/30 DN  @ SONY NEX-7

そんな折、改修中の排水路わきで一匹のカメを見つけました。冬眠から目覚めたら土木工事が始まっていて、昨年までのサンクチュアリが消失しかかっていることにショックを受けていました…ってねえ、カメがそんなこと考えるハズはないでしょ!なんですけど、なんか様子がヘン…くらいには感じたかもしれませんね。

甲羅の表面にある三本のキール、腹側の文様から「クサガメ」さんなんじゃないかと思います。甲羅の長さが15~16cmほどですから未だ若いオスのようです。

SIGMA  A013 2.8/30 DN  @ SONY NEX-7

泥で汚れたカラダを洗ってやりましたが「クサガメ」の名の通り若干の異臭を発するところが笑えます。しばらくするとにゅ~っとクビを出して周囲を見回し、のそ~っと歩き出すわけでして。
このカメさん、このまま放してやってもいいのですがいずれ消失してしまう自然なのでありまして、元請けのカントクさんが持ち帰って庭で飼うと主張しております。