ピーマンとタケノコの炒め物

〇〇過ぎちゃって困るの

エロおやぢが未だガキのころは高度経済成長期のニッポンなのであって、生活レベルが日に日に向上してゆく様を実体験できたのは真に幸運なのであります。

そんな時代にテレビのCMでテレビアンテナのメーカーさんが積極テキに流している一篇がありました。
確か小学校低学年の頃だったと思うんだけど、スケスケ衣装に身を包んだねーちゃんが「見え過ぎちゃって困るのぉ~、見え過ぎちゃって困るのぉ~よぉ~」と唄いながら下着アピールみたいなエロい映像が全国ネットで放映されているのでありました。今ならクチうるさい人々からクレームの嵐(炎上って言うんですか?)なんでしょうけれど、当時はそーゆーものに対して鷹揚な世の中なのであったのかと思います。


エロいCM マスプロアンテナ 見えすぎちゃって困るの の透けるドレス
 

いやいや、現在のエロおやぢは大歓迎のCMなのでありますが(おおかたノスタルジックな話題として)これって多分現代の倫理感では大問題な映像でしょうねえ、笑えますけどいい時代でした。そーゆー発言に対してはちゃんと責任取りますから、ヘンなツッコミを入れないでくださいね。

で、何故にこんな話題を振ったかと言いますと、当家のピーマンやパプリカが「採れすぎちゃって困った」からなのでありまして、ついつい「採れすぎちゃって困るのぉ~、採れすぎちゃってこま~るのぉ~よぉ~」とクチずさんでしまったからなのであります。それほどこのCMソングは市井のバカにもスリ込まれたミュージックなのでありまして、改めてその効果と言いますかサブリミナルな洗脳の恐ろしさに気が付いた次第であります。

さて採れすぎちゃったピーマンやパプリカをどーするか?ってことなのですね。まあ喰うしかない(まさか捨てるなんて選択肢はあり得ませんから)のでありまして、脳ミソのいろいろな過去のページを紐解いては戦略を練るわけです。
パッと思いつくのはやはり習近平さんの母国の料理なのでありまして、豚肉などとタタッと炒めてやればソレナリに美味しい料理になるんじゃないかと思った訳です。
 

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ピーマンとタケノコの炒め物   FED  INDUSTAR-26M 2.8/52  SONY α7

料理のタイトルは『ピーマンとタケノコの炒め物』ですが、実際には豚肉や好物のキクラゲなどもフィーチャーしています。
美味いですねえ、信じられないくらい美味いです。やっぱり自家菜園のヤサイは全てにおいてチカラが違うんですよ。すごく身近な感覚です、優しいお味なのに印象深いテイストがあります、香りが溌溂としています、単に「旨味」などと言い切れない深淵なものがあります、シャキッとした歯ごたえも市販のものとはステージの違うレベルです。ああ美味い、本当に美味しい。
それほど難しいレベルの料理ではありませんが、なんだか鮮度など素材のクオリティーに救われた感じがします。来年またこうしてピーマンやパプリカが豊作とは限らないし、今のうちにタクティクスを学んでおくのもいいもんじゃありませんか。



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