年末年始の休暇もいよいよ本日でお終い…未だココロはシゴトモードにはなっていないけれど、そろそろピリッと刺激を与えて切り替えないとねぇ、なんてカンジでカレーを作って食しました。ってうっそで~っす、公私の切り替えをそんなストイックに出来るほど器用なヲトコぢゃありませんし、そもそも肉体労働の下請けシゴトにヤル気なんてものは全く持ちあわせておりませんです、はい。
ただしばらく食していなかった " カレー " ってやつにウズウズしていたのは事実なのでありまして " カレー " と " ラーメン " 、この二つのヤマを乗り越えなければシゴトに出かけることが出来ないのであります。
で、物事にはキッカケってものが大切なのでありまして、数多あるカレーのレシピの中から何故に " ホタテ " をチョイスしたのかと云うことですね、ここが重要なわけです。それは某国営放送の鉄道紀行モノ番組で北海道の…ってさ、おいおいっ!それってただ影響され流され羨ましく思いテメーもそんな風にシアワセなりたくてマネしたってだけの話じゃないのかい?
う~む、ズボシでやんす、ぜ~んぜん重要なキッカケじゃありません、単にカンタンに作れて美味そうだったから…てーのが正直なところです。テレビ番組なんぞにヨダレを垂らす安直なヲトコです。
番組ではそのレストランのシェフはホタテ貝柱をバターでソテーし、そこに少々のカレーパウダーとカレーソースを加えタタッと作っていました。ジツに真っ当な調理です、そのやり方がホタテの美味しさを100%引き出してくれることは間違いない…とボクも感じました。これまで何度も申し上げましたが、ボクはカレーを作る時はヤサイのすりおろしやスパイス・香草などにカレールウを加えて煮込み、カレーソースを予め作り置きしているわけです。このやり方は具材を自由に変更出来ますし、旬の素材を捉えるのが容易なわけですね、そしてスグに出来上がるっていう喜ばしい側面もあります。
たっぷりのバターで北海道産お刺身用ホタテ貝柱をソテーし、美しいキツネ色が表面に形成されたらカレーパウダーをほんの少々散らし香ばしさとスパイシイさを与えてあげます。そこに作り置きしておいたカレーソースを加えサッとひと煮立ちさせたらオッケー、熱の加え過ぎはホタテの風味や食感を損なうばかりですから。
あぁ、なんて美味しいカレーなのでしょう! もうコトバは不要ですよね。