2015-01-01から1年間の記事一覧

(178) 一平ちゃん夜店の焼そば『蒲焼のたれ味』

虫の音も聞こえなくなったなあ…と思っていたら、アッという間に初冬の気配。元気のなくなったアオマツムシが桜の木のウロでじっとしているのを見た朝。それにしても寒くなったもんだ。長野県との県境に近い静岡県西部山間のそんな現場にしばらく通っていたが…

『海鮮焼きそば』で後悔の午後

富士宮焼そば麺は独特の食感と旨味があって、コンベンショナルなソース味付けの焼そばだけに用いるのはもったいないのである。それにボクは鍋物のシメにはよく皆がやるようにうどんとかラーメンの麺を投入するよりも、そんな富士宮焼そば麺をブチ込んでしま…

季節感のない輸入『タコの刺し身』にまつわるエトセトラ

刺し身に代表される魚料理は季節感とか旬ってものを必ず伴うものなんだけど、その日の漁模様によってはてんでダメな日もあるのは仕方のないことなんだよね。 この日もいつものスーパーの鮮魚コーナーには冷凍解凍モノしか並んでいなくって、なんだかちょっと…

週末のご褒美は『とろける一口穴子』

ちょっとしたトラブルで残業になってしまった昨日。土曜日だしね、早く帰りてーな〜なんて思っていたのに世の中って上手くいかないもんだ。帰宅も遅くなって(はぁ〜疲れたしハラへったよな…)みたいなヘロヘロキブンでメガーヌ君を運転しながらふと思い出し…

我がソウルフード…均元飯店の『ラーメン』

少し前の休日に母上と買い物ついでに昼食を摂って帰った。秋も深まって小寒いだけでなく、なんだかちょっと雨模様なんて日には「やっぱラーメンでしょ」てなカンジである。ジツはその数週前の休日にもやはり母上とトナリ町・富士市にある漢風さんというラー…

直球勝負を避けた『ペペロンチーノ』

旬の食材を使ったパスタ料理は手軽に楽しめる上にコストも安くてしょっちゅうジッコーするのだよ。ガーリックオイルベースに塩だけ…とかトマトソースにしてみたりクリームソースをチョイスするのは素材の特性やその日の天候気温キブンなど、まあテキトーにや…

『タコとキュウリの辛味炒め』

オープンキッチンの楽しさは調理する様子だけでなくその音や匂いまでもが伝わってきてワクドキ感満載なことだと思う。そしてそのお店の清潔度とか整理整頓された様子から推し量ることの出来る部分もあって、まあある意味食す前に察しがついてしまうこともよ…

『秋刀魚の塩焼』でハロウィン

おいっ!ニッポン人なら毛唐の宗教祭りのマネゴトなんぞでウカレてないで、旬の秋刀魚を塩焼にでもして凛とした大和魂を見せつけんかいっ!などと古臭いナショナリズムを押し付ける気なんぞ毛頭ありませんからね。 でもシブヤみたいに深夜まで仮装徘徊大騒ぎ…

『麦とろ定食』のち極上スイーツ

ちょっとばかり食べ過ぎだった前夜のヤキニク。いつもは平素と同様に和風でキメて、そしてさらに欲張って洋食系にもテを出してしまうホテルのブッフェ朝食なのだけれども、この日はコレでお終いにしたのはやっぱりそんな影響があったのかなあ。 アルコールを…

どの品もハイライト!サスガな老舗焼肉店

しばらく焼肉屋さんってものにご無沙汰だった。ほんとは真夏のクソ暑い時期にスタミナ補充のために行きたかったんだけど、なんだかタイミングがうまくとれずにズルズルとそのまま…いつの間にか秋になってしまっていたのだな。ただ涼しくなってカラダのバラン…

秋野菜に追い立てられて…またカレーかい

一度は枯れたようになった茄子がまた復活した。所謂“秋茄子”ってやつだな、次々とキレイな紫色の花を咲かせてはリッパな実を結んでくれるのでボンビなエロおやぢとしては大いに助かっている。 Carl Zeiss Planar 1.4/50 T* MMJ @SONY α7ムカシから“秋茄子は…

秋漁を待てずに『桜海老入り富士宮焼そば』

駿河湾の桜海老漁の自主規制が始まってもう何年になるのだろうか。その努力の甲斐あって近年は安定した漁獲量が見込める“桜海老”ではあるけれど、禁漁期間中は冷凍品あるいは乾物でのそれでガマンしなくてはならないのだな。 もっともソース味の富士宮焼きそ…

タスマニアビーフで『ひとくちステーキ』

タスマニアはオーストラリアの南部海上に位置する島…同国のひとつの州である。緯度や気候から想像するに我が国でいうなら東北か北海道南部といったところか、行ってみたこともないし観光番組などの情報も少ないのでボクはあまり知らない。いつの頃からかニッ…

そうは桑名の味噌ラーメン

ええっ!?桑名にも味噌ラーメンの名店があったのかい…というのは大いなるカン違いだった。そりゃそうだよな、桑名って云ったら木曽三川の西側で愛知県から三重県に渡ってスグのエリアだ。昔から“焼き蛤”や“あさり汁”で有名な東海道の宿場町、現代テキにフィー…

オクラon『冷製トマトソースのパスタ』

今年の夏ほどオクラをよく食した年はなかったと思う。当家の菜園に育つオクラが次々に実を結び、まあ毎日毎日「うりゃ〜コレでもかっ!」ってほどに収穫されてしまったからなのよね。 一番よくやった料理はサッと茹でたオクラを小口切りにして花カツヲと卵黄…

ラビオリとホエー豚のグリル

母上はかなり前からパッチワーク・キルトの制作を趣味にしていて、現在でも週に一度は必ずそのスジの方々が集うサークルに参加している。足腰の調子も若いころとは違って思うようにはならないのだろうけれど、タクシーを使ったり路線バスに乗ったりしてまで…

(229) 太陽のキーマカレー

ほぼ一年ぶりに更新する「喰ったぜ!あのカレー」シリーズだ。この間レトルトカレーを食していなかったわけでもなく、相変わらずけっこーイロイロと食してはいたのだけれどね。まあ根本にブログ更新を怠っていたのもあるけれど、ちょっとPCシステムに不備&…

改過遷善 『ねぎラーメン』の資格

改過遷善という四字熟語を初めてメにし一瞬戸惑ったエロおやぢは不勉強を悔いた。しかし知識教養の豊富なボクは(うっふぅ〜ん)違う!(はっはぁ〜ん)とスグにその大まかなイミを間もなく想像出来た。つまり“過ちを改め善に遷る”じゃないのかな…なのよね、…

夏の終わりの『ポークスペアリブ』

本当はキャンプしての炭火なんぞで調理すればより美味しいものが出来るだろうことは解っていても、なかなかそうカンタンにはジッコーできない料理というものがある。う〜む、ベツにわざわざキャンプしなくたってアンタの家の庭で炭火を熾してやればいいんじ…

野菜たっぷりカレー

当家の菜園は母上が維持管理しているのであって、ズボラなエロおやぢは春先に鍬を使った掘り起こしとか、足腰の弱った母君に替わって時折しょーもない雑用をする程度なのよね。 だから収穫された作物を使って労いの料理を作ってさしあげることくらいしか出来…

往復わさびソフトとトドメのかき氷

レイトサマーヴァケイション@西伊豆(3-3) 西伊豆海岸から伊豆の中央部へ抜ける仁科峠を越えればソコは下田街道・天城湯ヶ島なのである。そして歌手の石川さゆりさんが熱唱するあの昭和歌謡の超ヒット作『天城越え』で有名な“浄蓮の滝”ってやつもそのエリ…

伊豆まで行ってもラーメンかい…

レイトサマーヴァケイション@西伊豆(3-2) とても美味しかった夕食の余韻に浸りながら前夜は静かな眠りについた。目が覚めると波の音は聞こえなかったけれど、カーテンの隙間から漏れてくる光が明るく、過ぎ去った台風の余波を微塵も感じさせない好天であ…

地魚舟盛り&創作フレンチ

レイトサマーヴァケイション@西伊豆(3-1) ようやく取得したサマーヴァケイションである。かなりムリヤリというか横車押しまくり感も否めなくもないけれど、そうでもしなければ勤労者の福利厚生や幸福感の創生といったものが存在しないこのギョーカイでは…

往くサカナ、来るサカナ

戻りカツヲのお刺身と新秋刀魚の炙り握り寿司 遠州灘で捕獲される“もちカツヲ”なる特別な鰹がある(らしい)。そいつを一度は食してみたいと思ってはいるエロおやぢなのだけれど、未だに実現しないのはその時期に浜松方面へのお出かけをジッコー出来ないズボ…

復活は竹田の『油あげステーキ』から

ずいぶん長い間このブログを放置していた。べつに健康を害していたわけでもないし、悪いことをして収監されていたとか海外に逃亡していたって事実もない。ただシゴトがちょ〜忙しかった上に引っ越しやらいろいろ人生のヤボ用が次々に襲い掛かってくるのでソ…

ふと思い出して『五目かた焼きそば』@はまとん

東海道蒲原宿ランチ奔走記(9) Tokyoの機械商社に勤めていた頃はよく仲間と船釣りに出かけたものだ。たいていは前夜からボクの住んでいたアパートに釣り仲間が集まっては酒など酌み交わしながら翌日のターゲットとそのタクティクスについて熱く熱く語り合う…

煩悩だらけの日常に『欲ばり定食』@丸大飯店

東海道蒲原宿ランチ奔走記(8) 昨年末からの忙しさは年度末に近づくにつれ余計に増大して全くプライベートなお楽しみのない日常生活なのである。日々シゴトを終えると(あぁ今度の休日はあーゆーことやそーゆーこともしたいなあ)なんて煩悩だらけなのであ…

原点に帰って『中華丼』@ちゃん源

東海道蒲原宿ランチ奔走記(7) しばらく遠ざかっていた蒲原でまたシゴトをすることになった。お〜っし、昼めしはまた中華料理屋巡りでもするか…と考えたけれど、昨年中はラーメンと餃子ばっかり食していてその他のお料理が手付かずだったことに気づいたのよ…

今年こそ…の想いをムネに新年会

相変わらずオールドレンズ遊びに興じている。 下のフォトは「Professional KINOTAR 25mm F1.4」という16mmシネカメラ用のレンズで撮影したものだ。Cマウントのシネレンズは以前にテメーが購入したナゾの中華玉で笑える画像クオリティーを体験したけれど、今…

元旦の年越し蕎麦

ちょっとゆっくり目に起床、バリバリと霜柱を踏みしめながら菜園に行ってみると白菜に降りた霜はまだ解けずに光っている2014年大晦日なのであった。相変わらずな〜んにもヤル気がないくせに、昨年初夏にテに入れた新しいデジタルカメラに新旧いろいろなレン…