前回ボロネーゼを作って食したのは昨年の11月末で、そんなに間が空いたワケではないのになんとなくとても久しぶりのような気がする。
本格テキに作ってもさほどテマヒマかかる料理ではないし、肉そのもののお味が十分な美味しさをもたらしてくれるのでもっと頻繁にやってもよいのではないか…とは思うのだ。食材としても高価なものを奢る必要もなく、ベツに温泉タマゴなど載せずともその本質的美味さは変わらないハズなのね。
ところがナゼかコシが重いというかあまりテをつけたがらないのはナゼなのかというと、一重にお味がヘヴィというイメージがあるからなのだろうか。洋食レストランや喫茶店などでは定番スパゲティーとして人気があるが、フォンドボーとトマトピューレを合わせたような濃厚な味付けに香辛料ビンビンで仕上げている処が多く、いかにも「がっつり喰いました」みたいな食後のインプレッションとなりやすい。
一方伝統的なイタリアンレシピに従ってこのソースを作ると意外にサッパリと云うか強い押し出しのようなものは感じないので、ヒトによっては物足りないくらいに思うかもしれない。
だからこそ逆に仕上げに振りかけるパルミジャーノが生きてくるし、パスタそのものの味も明確に判別できる料理となるワケだ。ナスの旬にはこのソースを使った“ナスのグリルとミートソースのパスタ”などまさに素材の組み合わせの妙を楽しむ料理を堪能することができるというものだ。
今回はパルミジャーノではなくゴーダをみじん切りにしたものを散らして食してみた。う〜ん、美味しいには違いないがやっぱりパルミジャーノの方がオリーブオイルとの相性がいいかな…と思う。
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西湖湖畔の藁葺屋根