母が北海道産のアスパラを買ってきた。すこぶる新鮮で美味しそうである。
貰いものの新じゃがもまだ少し残っていることだし、ワインに合う料理でもしようかと「煮込みハンバーグのチーズ焼」に決定する。
サラダには庭のバジルをトッピング、リビングに心地よい香りが漂う。
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アスパラは初めからキャセロールに入れると色も死んで、おまけに食感までつまらないモノになってしまうので、塩ゆでした後ハカマを取り、切り分けておく。ハンバーグが出来上がってから乗せ加える寸法だ。
ホクホクにふかした新じゃがとトマトを添えてオーヴンへ。チーズはたっぷり、ケチらない。
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焼いたトマトの旨味は格別だ。数年前に気付いて以来別の料理にも応用している。
糖度の高いフルーツトマトなどは非常にピュアなトマトソースが皮の内側に出来上がり、そのまま口にしても(ヤケドにご用心)つぶしてデミソースと和えても素晴らしい風味を与えてくれる。
かくしてキャセロールの中には旬の野菜たちの共演が繰り広げられ、ワイン党にはたまらない時間が過ぎてゆく。
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ドメーヌ・デュ・バラ
ACボルドー 2005 赤FB
バラだから薔薇と一緒に写真を撮ったのではない。庭のバラがたまたま見ごろを迎えていたのでちょっとコーディネートしただけである。
このワイン、最初の一口は酸味を非常に強く感じ一瞬(ハズレ?)と思ったが、空気に触れて少し時が経つのを待つと素晴らしい味わいを見せてくれた。
深い赤とブラックチェリーのコク、余韻はシナモン系のスパイシーさを感じ、太いボディーでした。
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