タケノコの旬は春だ。飽きるほど食べたころには既に市場から消えている。
それから二ヶ月、タケノコのことなど思い出すヒトもいない。せいぜい年が明けてから「そろそろ・・・」などと気にかける程度だろう。
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ところがコイツは違った。梅雨の頃に登場するのである。
遠州二俣の県内産、切り口もみずみずしく、しかも安い。大小6本で¥200は有難かった。
さっそく米ヌカを加えた水から茹で、昨夜の一品に加える。
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だしの効いた淡味にするのが、本来の香りや旨みを楽しむ最適な調理方法なのだろう。
だが汗をかきまくってビールぐびぐびのお供では「京の舞妓はん」よりも「焼鳥屋のオネエちゃん」のほうが気楽にオカワリを頼めそうだ。
ホタテ貝と一緒に濃い目の味付けを施し、温かいうちに食す。
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先月漬けた“鳴門のらっきょ”もいい具合になった。
農民市場でヒメタケと一緒に購入してきた青葱は新鮮で、しかも大束。バサリと切ってさっと湯がく。柔らかなイカと“辛子酢味噌”で頂くことにした。
よく見ると野菜主体の食事になっている。すべて『旬』のものばかりで「あぁ四季ってイイもんだな」とつくづく思った。
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モルツ ザ・プレミアム
サントリー 黒ビール
ゲスなオトコは“エビス・ザ・ブラック”と比較をする。
ボクもその一人だ。
無理もない、同じプレミアム・ビールの新興勢力は老舗に敢然と戦いを挑み、エリート将校を送り込んで来たのだから。
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老練で堅実な采配をするエビスに対し、かのエリート君は素敵な香りをまとい、パーティー慣れしたセレブたちさえハッとする魅力を備えている。
知的な会話にもこと欠かず、彼の周りには常に人だかりがあるようだ。
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新旧のバトルはこれからも続くだろう。
ボクとしてはどちらかに加担などせず、それぞれのパフォーマンスを楽しませてもらいたいと願っている。
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当家の菜園 AM6:30
今朝は胡瓜を二本収穫した。
その胡瓜の葉に鎮座する哲人。
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