週末は山梨にいます。


 西伊豆の黄金崎・クリスタルパークで片岡鶴太郎の講演サイン会が開かれる、というので行くつもりになっていたのだが、同施設のHPで調べてみると作品集の購入や入場料などでかなりの出費が予想された。
 そんなにしてまでムリするより「どっかに美味しいもの食べにイコー♪」と計画は即撤回。
 奥サマと真剣な協議の上「富士五湖外環ドライブ」の敢行となった訳だが、ドコ方向と決めただけで“ハプニング覚悟の行きあたりバッ旅”は毎度のコトである。


各地にこんなノボリがありました





例によって早朝出発。
富士山スカイラインを山中湖方面に向かうが、あまりに空いていてカイテキだったので「新五合目」まで行っちゃおう!と霧の道をメガーヌは進む。
サスガにここまで来ると雲を見下ろすロケで、切れ目から富士・富士宮市内と富士川を望むことが出来た。



夏富士
朝日に輝く樹木と岩肌



山中湖から道志渓谷を経て大月へ。
林道に忽然と現れた“道志ダム”だ。
予想外の建造物にびっくり。



大月市を流れる桂川にかかる『猿橋
たもとからの眺めはフツーなのだが…




下の遊歩道に降りて見て驚いた。
日本三大奇橋の一つと言われるこの橋、橋脚部がこんな構造になっている。

看板にひかれて訪れたのだが、こんな珍しいモノを拝見できるのも“ゆきあたりバッ旅”の愉しみだろう。

猿橋』の詳細は大月市産業観光課へ
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/data/15/05/index.html


甲府へ向かう国道20号線沿いにある
「笹一酒造」
杉玉と火入れ釜が迎えてくれる。



同酒造に隣接する『酒遊館』入口、
日本一の大太鼓らしい。
醸造元の直販ショップ&地元産品が並ぶ。

















笹一酒造㈱
http://www.sasaichi.co.jp/
酒遊館
http://www.sasaichi.co.jp/shuyukan.htm

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 ハラも減ったし…と昼食を摂る先を探しながら甲府方面へ走る。
 昨晩は焼肉だったし「蕎麦かウドンがいいね♪」と思いついたのが、信玄公の菩提寺である恵林寺へ行けばナニかあるよ…と。
 


甲州名物の「ほうとう」を食す。
具は野菜・根菜・キノコなどで動物性タンパク質は全く入っていない。
味噌味のだしは旨味たっぷりで、非常に美味。
かつての甲斐國の質素な暮らしが偲ばれる。
ヤキニクに毒された内臓も蘇るだろう。












食後のデザート。
巨峰ソフトと桃ジュース

ボクが「巨乳ソフトがイイな〜♪」と言ったら
奥サマに無視されてしまった

食事とデザートは恵林寺となりの「信玄館」で



乾徳山恵林寺臨済宗
落ち着いた佇まいと美しく手入れされた境内
武田信玄公の菩提寺として多くの参拝者を惹きつける



同寺の公式HPはこちら 四季の庭園も見逃せない
http://www.erinji.jp/

周辺の観光も含めての情報は山梨観光情報協同組合
http://www.ykj.or.jp/


バックのグリーンが美しい「四脚門」 同寺の入口だ
ここを最後に甲州を後にする
笛吹川本栖湖精進湖経由で富士宮
走行距離は約300km、と少しハシャギすぎたが
楽しい一日であったのだ









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甲州仕込 のんでみろ
純米本醸造

 定番酒「甲州仕込」をさらに低温熟成させた限定酒。四合瓶は酒遊館でしか販売されていないらしい。
 しっとりとした旨味があって、なによりピュアな香りで飲み飽きしない。
 先日の「武田二十四将」もこの醸造元の製品だったが、マジメな製品づくりで好感が持てる。

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 この酒のアテに購入した「信玄わさび」も煮アワビやカズノコの他に、大根や胡瓜も忍ばせてあり日本酒の伴にはウレシイ一品であった。
 名産品コーナーなどに行き、みんな欲しくなって困ってしまうのも酒飲みの性だろうか。
 アレコレ迷ったあげく決心して買い求めたものがさほどでもなく、ガッカリという時もある。
 いや、またソレも“旅の楽しみ”でもあるのだ。


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