ポッポ焼きをした時に余ったスルメイカが冷凍庫で待機していた。
すてにツボは抜いてあったので、解凍して皮をむく。沸騰した湯は身を硬くしてしまうので、極弱火にしてそーっと茹でてやるのがコツだ。
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刺身で食すコトができる鮮度の高いものなら、さっとくぐらす程度でよい。いずれにしても茹ですぎは禁物だ。
「まだ生かな?」と思うくらいで、アトは余熱が調理を進めてくれる。
風通しの良い場所でザルにあげて水気をとばす。流水や氷水は水っぽくなり、また風味も失われるので絶対に使用してはならない。
輪切りにしたらみじん切りにした生姜と和えて出来上がりだ。
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ふんわりと柔らかく仕上がった。葱を散らし醤油をちょびっと垂らす。
茹でたイカは生とも焼いたモノとも違う、独特な世界を持っている。口の中で噛んでいると生姜の粒がカリっと弾け、ボヤケがちな茹でイカの風味に締りを与える。
冷酒も良いのだが、コレはビールでキメる一品だろう。
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バランタイン
ハズカシながら学生のコロは
バレンタインと読み違えていた
2月14日のアノ日のために準備された
ギフト用商品と思い込んでいた
ソレくらい
何も知らなかった青二才
今はというと
相変わらずではあるが
この芳醇な香りに酔い
就寝前の親友として
手放せなくなったコトだけは
進歩があったと思う
NIKKOR 85mm F2 / Nikon D40
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「曇天のアサ」 おべべも曇天仕様で…ナチスの戦車みたい
CONTAX i4R Tessar T*6.5mm F2.8
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