ヤリイカのスミ煮

 ジンギスカンのラム肉を買いに行ったスーパーの鮮魚コーナーに、ひときわヒカルものがあるのをボクは見落とさなかった。
愛媛県ヤリイカ・刺身用」小ぶりだが9ハイ入っていて¥398。
安い、しかも刺身用だから鮮度は保障つき。
「こーゆーの、待っていたのね〜♪」
先日海老のスペイン風ガーリック焼をやったトキに
「次はイカで作ろー!」と密かにココロに決めていたのだ。
  そのエントリーは「車海老のスペイン風オイル焼
  http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070901#1188596092



 ヤリイカは丁寧に内臓をヌキ、スミ袋を破らぬようにそっと扱う。万が一破れたりもすると周囲が真っ黒に汚れてタイヘンなコトになるばかりでなく、キチョーな滋味が失われてしまうからだ。
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 ニンニクのみじん切りは大量に用意し、玉葱のみじん切りも加えた。鷹のつめとともにフライパンに放り込み、ドバドバとオリーブオイルを注ぎ込んで中弱火で香りを引き出す。
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 いよいよフィニッシュだ、手早く作業をしないと風味が失われるので必要なモノは手元に全て出しておこう。
 皮をむいたイカの胴とゲソ、そしてスミ袋を投入しさっとソテーする。ガーリック・オイルの中でイカはミゴトにぷっくり柔らかに変身してゆく。
軽く塩を振り、味を調えるのをお忘れなく…。
素晴しい香りが立ち上り、全体にスミが行き渡れば完成の合図だ。
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皿に盛り付けパセコンを散らす。
さあ、熱々をいただこうではないか。


きゃ〜!う・ま・い・・・。
予想通りではあるが、予想外の美味さとしか表現できないのである。
 先日勝沼で購入してきた白ワインがぴったり。ヒジョーにマズイ精神状態に突入してしまったようだ。
 もちろんバゲットも傍らに控えており、スミ煮の全てをぬぐい尽くす。
食べ終えた時には皿の表面には何一つ残ってはいない。


 余韻に浸りながらグラスにそそぐグラッパは、予定量を遙かに超えてしまっていた。


  おいしいグラッパは「勝沼でみつけたもの
   http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070826#1188107981

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なにやらヘンなモノが
波板に着いている・・・



正体はコイツだったのね
もういないと思っていたのに、まだいたんだ〜


で、もしやと思って庭を一巡りすると・・・

いましたいました
暑いもんね、ちょっとでも日陰に・・・って  


CONTAX i4R Tessar T*6.5mm F2.8  2007.09.08. at My Garden


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