鶏の水炊き  

 何よりもケーザイテキな負担が少ない…と云うのがウレシイではないか。近年は「とんしゃぶ」や「スキヤキ」に押されて出番のほとんどなかった鶏の水炊きであるが、財務状況もキビシキ折り久々の登場となった。



 水炊きと云えば九州・博多が本場と聞くが、そもそも九州の地は足を踏み入れたコトはないので
「コレが本物の水炊よ♪」
といった飲食経験はない。
テレビなどの番組を見ては
「こんなフンイキね」
ってカンジで真似ている程度のものであるが、なかなかどうして工夫のし甲斐のある鍋である。
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 このテの鍋ならば白菜が定番なのだろうが、冷蔵庫にはキャベツ君が
「もう持久力の限界だべ」
と待機しているためご登場願うコトにした。
豆腐,水菜,青葱,人参,根深…冷蔵庫待機組は総出演だ。
 糸コンニャクと筍水煮は鶏肉と共にスーパーで購入したが支出総額は¥1000を下回り「しめしめ」なのね。
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 本来はコンブなどのだし汁を使うと聞くが、昨晩は水以外は醤油と胡椒だけで調味してみた。
鶏肉と野菜から出てくるだしがスバラシイ。
「なんでこんなに美味しいの?」
冒頭では安いが一番みたいなコトを書いてしまったが、実際は逆だろう。
 旨いのだけれど結果は支出減にてメデタシ…というのが正しい。


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で、今朝は残ったオツユで雑炊
もうやめられないね
二度楽しめる鶏の水炊き
アサからイー汗かきました
今後は計画テキ犯行ってコトで
再登場は近い




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本日の一本です
シャトー・ルヴァン・ド・レギーユ ACボルドー2004 赤FB


クリーミィな赤でタンニンはやや控えめ
ベリー系の香りに無花果のコンポートみたいなヴェールをまとっています
酸味のコントラストが明確で、クセの強い肉料理にも合いそう


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