鵡川のシシャモ

北海道の友人からシシャモの目刺が届けられた。鵡川とは苫小牧に近い漁業の街であるがシシャモ水揚げ日本一の名産地なのである。



鵡川は以前住んでいた釧路とは襟裳岬を挟んで反対側になるのだが、その名産シシャモは太平洋側沿岸では昔から漁獲されてきた庶民の味だった。
サケ・マス類を祖先に持つこの魚は昭和50年代より漁獲量が激減し、ちょっと高価なモノになってしまったのがなんとも惜しい。
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小学生のコロ、学校帰りにトモダチの家に遊びに行くとたいていシシャモが干してあって、ストーブで炙ってはおやつ代わりに食べさせてもらったものだ。
聞けば近くを流れる“阿寒川”でバケツですくって獲ってきたものだと云う。それくらいたくさんのシシャモが遡上し、われわれに恵みを与えてくれていたのだ。
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現地ではこの時期、刺身や握り寿司などでも提供されるというが、釧路に住んでいたコロは生で食べる習慣はなく少し驚きを感じる。さぞかし旨いのでは・・・と一度食べてみたい欲望はどうしたら実現できるのかという現実的な問題に悩みの淵を掘り下げてくれる。



メスはもちろんそのプチプチした魚卵が美味く人気があるが、オスはその締まった身肉に脂がのっており、メスに比べてコクのある味わいが楽しめる。機会があればぜひ食べ比べてその違いを堪能していただきたい。
焼かずにそのまま食べられる珍味ししゃもや甘露煮も頂いたので、追い追いそのお味の報告もしようと思っている。




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