イカスミのパスタ

 友人とは有難いものだ。人間ひとりではなかなか出来ないコトを
「なんて間がいいんでしょう」とばかりに出会いの機会を与えてくれる。
このパスタソースも神戸の友人から送られてきたもので、昨晩の夕食に異色の彩と感動を心に刻んだ。



 シゴトの打ち合わせが長引き夕食の支度がズレ込んだ。あわてて帰宅し冷蔵庫や冷凍庫を覗き込むがコレといったモノは無い。とゆーか、単に解凍したり調理に時間のかかる料理を敬遠しただけのハナシであるが。
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 ふと思いついたのは先日神戸の友人から送られてきたパスタソースだ。
業務用のレトルトパウチではあるが信頼できるメーカーの製品、ムムこんなピンチのトキに使わなければ価値がないではないか・・・と早速パスタを茹でる湯を沸かす。
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 サラダは母君にお願いし、パスタソースの修正に専念する。というのは、いくら業務用の製品であってもソコはやはりブナンな味に仕上げてあり、そのままではややパンチや深みに欠けるキライがある。
ニンニクを刻んだものや鷹の爪を加えたりと工夫してやれば、素晴しいソースに変貌を遂げるのだ。
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美味しいですね♪
好き嫌いはあるだろうが、ボクは大好物。 お歯黒になってしまうのは仕方の無いコトで、リッチで濃厚な味がワインによく合う。
皿に残ったソースもお約束のバゲットで全てふき取るようにして、カンペキに味わい尽くす。


ジツに良いものを贈っていただいた友人に感謝の気持ちを伝えたい。
「ありがとうございます。今度はぜひ一緒に味わいましょう!」と・・・


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