海鮮丼  

 ドンブリものにしよう!という漠然とした合意事項はあったのだが「スーパーに行ってから考えよう」と問題の先送り&責任転嫁体質丸出しで買い物に出かけた。
最後まで競合したのは国産豚肩ロース切落し100g¥178を使用した「豚丼」と、やわらかとんかつ一枚¥330で「カツ丼」だったが、栄冠を勝ち取ったのは鮮魚コーナーの優等生「寿司ネタセット」だった。



 その日の漁模様によってセットの内容は変更があるが、概してお買い得感は強い。
だが昨日はコレにちょっとサプライズなアイテムが加わっていたのだ。
「うに」と「近海真鯛」…
マジかよ〜!豚丼やカツ丼への想いは瞬時に消去され、連想ゲームのように「日本酒」というキーワードが脳幹を直撃している。
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 家に戻るクルマの中ではすでに成功へのカウントダウンが始まっていた。コメ研いで〜、味噌汁のダシとって〜…。
いやソレより今日はちと暖かだったから、酒を真っ先に冷蔵庫にいれて「ちょい冷や」にしちゃおー、よしよし。
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 お造りで一杯ってのも堪らないものではあるが、ドンブリという喰い方もシビレる。
炊き立てのゴハンの場合には急いで食べないとネタが温まってしまう…という欠点はあるものの、やはりその魔力にはヤラレっ放しだ。
ゆっくり食したい向きは酢飯にするのもテだ。実際ウチの奥サマは「コッチのほうがスキ」といって丼の中で即席酢飯をつくってネタを乗せていた。
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賀茂鶴
本醸造辛口
精米歩合:65%
日本酒度:+5


佳いお酒です
普段飲み用にはコレ以上を望んではいけません



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ムクドリが集まってなにやら騒いでいる
ヒィー!ヒィー!ピィー!ピィー!
うるさいったらありゃしない…


NIKKOR-Q・C 200mm F4 / Nikon D40 AM6:30 2007.11.02.