ゆで落花生from千葉  

 落花生を茹でて食べる習慣は何も富士宮や富士に限ったコトではないらしい。千葉の友人から届いた包みを開けて驚いたのはボクだけではなかった。



 静岡では殻つきのまま茹でてむきながら食べるワケだが、サスガは首都圏でもう少し洗練された調理方法を採るようで、剥いたものを加圧加熱して塩味に仕上げてある。
袋から取り出せばそのまま食べられるし、手や器も汚れずに済む。
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 肝心なお味の方はどうかと云うと正直美味い。もちろん粒よりの良品を選別して袋詰めしてあるのだろうから、見た目からしてキレイに揃っている。
ちょっとゼイタクかなとは思うが、この味を知ってしまうとコチラの田舎の具合が白日の下にさらされるようでなんとも言い難い気分になるのもジジツだ。
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 母君などは慣れ親しんだこの地のモノよりも洗練されていてかつ濃厚だと褒め称えた。
それ位「落花生といえば千葉」というプライドにかけた栽培と加工の技術に研鑽を積んでいるに違いない。

 驚いたコトはもう一つあった。商品のフクロに貼られたシールである。
「千葉産・半立」
どう読むのか、そしてどういう意味なのか…
送って頂いた友人に今度訊ねてみようと思っている。