合鴨の味噌鍋  

 合鴨のロースといえばフランス産が最高級とされているものの、あいにく予算のカンケーで今回は台湾産である。
そしてローストや鴨南蛮が持ち味を生かす料理として代表的なトコロというのも承知はしているが、この味噌鍋も捨てがたい魅力を持っている。



 あまりに都合が良いことの例えとして『鴨ネギ』などと言い、それ程相性の良いものの代表格として扱われているのだが、残念なコトに当家では根深(白ネギ)の貯えを怠っていた。
代わりといってはナンなのであるが、青葱のひょろひょろしたものが少し残っていたのでピンチヒッターとして出場していただく次第なのだ。
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 買い物に出かけての準備であればこんなコトは無いのだが、昨晩も冷蔵庫の在庫一掃処分の続きを決行という恒例行事にてナニか目先を変えて・・・と苦心の献立なのである。
冷凍してあった鴨ロースのスライスは、根深の不在と登板間隔の空きすぎた白菜にインスパイアされて鍋料理のメインに据えるワケだが、ちょっと工夫をしてその美味しさを引き立てようではないか。
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炭火が最上ではあるがガスでも差し支えはない。網に載せ直火で表面を炙ってやるのだ。
香ばしさと閉じ込められた肉の旨みが味噌によって倍増してゆく。


椎茸、豆腐…と白菜以外にもチームメイトはいるのだが、昨晩はファームから上がってきたばかりの三つ葉が大活躍をしてくれた。
水耕栽培の売り物とは違い、当家の畑の露地モノだけに多少の荒っぽさには目をつぶらねばならないが、パーン!と弾けるような香りを武器に鴨肉と味噌を引き立てていた。
鮮やかなファインプレイが目に焼きついて離れない。

  
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朝焼けに染まる紫色の富士山
昨夜の冷え込みで冠雪が宝永火口付近まで降りてきた 


AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70 F3.5-4.5G / Nikon D40
2007.11.20. AM6:32 Fujinomiya-City


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庭の柚子は完熟となった
来月早々には収穫かな、ちょっとメンドーでユーウツ
ん〜収穫祭やらないと・・・


9月12日の柚子の様子
http://d.hatena.ne.jp/artfoods/20070912#1189565980


NIKKOR 85mm F2 / Nikon D40