ストリート・フェスティバル  

 この催しも今年で八回を数えるという。大道芸ワールドカップはすでに有名であるが、コチラは正直云って知らなかった。
ミュージシャンだけでなく工芸や美術などの若いアーティストが集まるという「ストリートフェスティバル・イン・シズオカ」に行ってみた昨日だ。

 静岡市の中心部にある青葉シンボルロード(通称青葉公園)には約70のブースが出展者で埋まり、賑わいを見せ始めている。開場時刻の一時間前に現地に到着しているので準備中の店がほとんどだが、すでにパフォーマンスを試みているアーティストもいて熱気が盛り上がりつつあった。


 程よく色着いた並木のシンボルロードには飲食の準備もおこなわれ、いい香りが漂ってくる。気温も20℃近くまで上昇しているのでオープンカフェの食事も楽しいに違いない。
ストリート・ミュージシャンの演奏が始まり、会場は一段とにぎわいを増してゆく。
しかし最近の若者はみんないい楽器使ってるな…と、学生時代アルバイトで貯めたお金でやっと買った自分の愛器を思い出してはしばし感慨に耽るオヤジ。
ふと我に帰ると周囲の人混みにまぎれて、なんか取り残されたキブン…

 金属工芸,ガラス細工,木工,染色などといった作品が展示されあるいはその場で制作されていたりと興味は尽きない。大好きなカエル・グッズもあったが、一番楽しみだったハンコの実演販売に足を踏み入れてみた。
大小様々な木にネームなどを彫ってくれる面白さは見ているだけでも楽しい。


いつもオリジナル作品に使用しているサインをハンコにしてもらおうと、ボクも一本お願いしてみた。申込用紙にサインを書き渡すのだが、希望者が殺到しているためかかなりの時間を要するようだ。
 仕方がないので食事をしたりカフェで一服したりと三時間近く待たされるハメになったが、出来上がってきたモノにはやはりジブンの魂が宿っているような仕上がりに満足。
『はんこや・ねこ』さんって磐田のアーティストなんだ…



静岡市は市条例で市街地域のほとんどでの屋外喫煙が禁止されており、こうした人混みにおいても幼児などに危害が及ぶ心配がない。その代り愛煙家はニコチン補給のために喫煙可能なカフェなどに一時退避を余儀なくされるのはガマンしなければならないコトであろう。
 近接して催されていた静岡市の都市景観計画や条例の推進委員会のイベントでは2007シズオカ・クイーンのオネーサンも参加して必死のアピールをしていた。
フーセンをもらう権利のないオジサンはマジメに説明を聞いたりアンケートに回答しつつも、オネーサンの美脚が気になって仕方がない。



 歩いて眺めて…よい天気にも恵まれたイベントのフィニッシュは伊勢丹の地下にあるKIHACHIでスイーツを食す。
「シブースト・キャラメル・ソフト」と「チョコバナナ・サンデー」
質の高い味に満足なのだ。






























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低い雲に朝陽が射し
今朝の朝焼けは美しかった
AM6:30


そして富士山
いくつもの雲の渦が東の空に発生している
AM7:38


AF-S DX NIKKOR 18-70mm 3.5-4.5G ED / Nikon D40
2007.11.26. Fujinomiya-City