アソート・プレート  


先日静岡に行ったトキ、伊勢丹の地下食品街で生パスタを買ってきた。隣町の芝川町で蕎麦を始めとする地元産品を扱う「よりあいどころ」を営む深澤フーズさんの製品だ。
出張販売をしているワケだが、茹で時間や調理方法など懇切丁寧に説明してくれる。
「トーシローじゃねーんだからさー…」ボク的には全部解ってるつもりなのでハァハァといちおーマジメに聴くフリをしてきたが、購入者皆にこうして詳細に説明を施すのは非常に労力を要するコトである。
自分たちが作った製品を少しでも美味しく食べてもらいたい…という気持ちからなのだろう、非常に好感のもてる姿勢だ。

清里で頂いたトマトソースがまだ在庫であったのでこのパスタにあわせてみた。
ちょうどリングイネのようなこの形状のパスタによくマッチしていい塩梅だ。出張販売ではフェットチーネもあったがこのソースのコトがパッと浮かんだのでやめておいたのは正解だった。
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干麺と違い1分程度で茹であがってしまうので、独特のモチモチ感や小麦の風味を楽しみたいならば注意が必要だ。
当然、他の料理や食材,テーブルのセッティングを済ませてから加工に入る…といった工夫をしないとせっかくのモノがつまらないコトになってしまう。
今回はお試しで購入したので一人当たりの分量はコドモの握り拳程度、まるで高級レストランのような体となってしまった。
当家に於いては不適切な成りゆきにアソート・プレートにするコトを思いついたのは「質より量だ」と自ら言い切るお嬢ちゃまのためでもあり、ジャガイモやソーセージ,チーズといった高カロリー食材はハズせない。

ボクはワインのお供にこのプレート&パンで充分なのだが、例の御方はソレにご飯二膳が加わる。スープまで飲み干してもまだ満たされないご様子。
仕方なく頂き物のデザートの登場となるワケであるが、この「生クリーム大福」がスゴかったのだ。
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取引先の役員様が「コレにハマってるんですよ」と仰りつつお渡し下さったこの大福餅は、抹茶クリームを中心に漉し餡と餅粉で包んだ菓子で極めてソフトな食感とリッチな味わいだ。
ハマる…という感覚もうなずける。清水の和菓子店も侮れない実力、一度訪ねてみたい思いを強くした。


御菓子司 清水屋
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静岡市清水区巴町11-24
TEL : 054-352-2392


















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(有)深澤フーズ
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