ローストポーク  

 出先での昼食は弁当を買った。おにぎりがウリのチェーンだが店内には弁当の他に静岡おでんや総菜なども並んでいて「どれどれ…」とつい眺めてしまう。

 ソコで目についたのがこのローストポークだ。
安いよ!…というのもフツー100g単価は¥300台というのが相場だが、なんと¥100台後半に抑えられているではないか。
これでは肉の原価だよね♪と思いつつシメシメとレジに持って行った。
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 ジブンで作るとなるとなかなか神経を使う料理でもあり、道具だてもソレナリに必要となる。
しかも失敗の痛手は時間だけではなく経済テキ損失&精神の苦痛も重なり、総じてコシが引ける遠因を作っている。
過去にローストビーフや鴨のローストで起きた悲劇を繰り返したくない…つまりはテイクアウトでの購入が手っ取り早いのである。
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 使いなれた業務用コンベクション・オーヴンなどでは加熱のプロセスや加減を把握し切っているので失敗などあり得ないが、家庭用の調理器具はカッテが違い、しかも同じ料理を何度も繰り返し調理するワケではないので微妙な修正が困難だ。
温泉タマゴなど元々の原価も知れているし失敗しても食べられないようなコトはないので、何度ものカット&トライでとうとう最適ポイントを見つけ出したが、やはり大物の肉の場合その芸当は不可能だ。

 スーパーで月間奉仕品として安売りしていたカマンベール・チーズは久しぶりに焼いてみた。ローストポーク→赤ワイン→チーズという単純な発想であるが、サスガに王道コンビだけあって安心して楽しむコトができる。
こちらも久しぶりのACコート・ド・ブールの赤はシャトー・フランシュ2003。
干したキノコのような香りも持つフレッシュなベリー系のアロマ。クリーミィなタンニンと酸味が心地よい飲みやすさを楽しませてくれる。
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因みに昨日の弁当はコレ
「23品目のナントカ」
って名称だったけど
忘れちゃいました
ひじき御飯にゆかりが香り
美味しい弁当でした