キムチと水菜の豚肉巻  

 神戸の友人の奥様が創作した料理らしい。一昨日彼のブログに紹介されていて
「ウム!コレはイケそー♪」と早速マネをさせて頂いた。

がんたさんの日記 1/9 『お試しあれ!
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=678858404&owner_id=13073316


 たまたまではあるが、その前日にキムチを買ってきてあった。なかなか美味しいと思えるキムチは市販になく、知人の娘さんである在日韓国人の方からおすそ分けしてもらうキムチの味を一度知ってしまってからは、満足できるレベルのモノは滅多にお目にかからない。
時折行く焼肉屋さんではサスガに美味しいキムチにありつけるが、いくら食べたいからと云ってもそうそう焼肉屋さんばかりは行けるものでもない。
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 浅めに塩胡椒した豚のバラ肉をフライパンで焼き、脂をある程度落とす…と彼の説明があったのでその通りにしてみた。
基本テキには水菜とキムチを巻いて食すのだが、冷蔵庫にあった使えそうな食材も準備してみた。カイワレ大根や白髪葱、大葉や大根の細切りといったあまり水っぽくないモノたちである。
いずれもキムチとの相性はバツグンで、豚肉を網焼きしながら巻いて食べればなお宜しい料理であるに違いない。ビールは多めに用意しておくコトも必須条件だ。
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おっと、大切なコトを書き忘れていた。
この料理「メチャ美味い♪」ことを保障しよう。豚肉のキムチ炒めはポピュラーな料理になったが(もちろんとても良い料理だ)、コレはもう一つ上のステージをゆく。
豚肉、キムチ、野菜のそれぞれがしっかりと生きているが、一体となった時にその3乗のチカラが湧き出てくる…そんな強さもある素晴しい料理だ。
友人の奥様のセンスに脱帽と、感謝の気持ちをお伝えしたい。



 それにしてもこのキムチは旨かった。普段はあまりキムチを食べない奥サマが「美味しい!」と言って次々と口に運ぶのもよっぽどのコトであったのだろう。
大根・人参・ニラといった材料はフツーであるが、小松菜や長芋まで一緒に漬け込んであるのは初めてだ。
以前韓国に旅行した折、町の食堂で出されたキムチはホウレン草などの青菜系も多く、白菜のキムチしか食べたことのなかったボクはちょっと驚いたのを思い出した。

韓国食品株式会社というモロな名前もケッサクだが、キムチに添えられていた能書きに家族一同爆笑してしまった。
“(前略)…運気を高めるような発想が芽生えるほどです。”
なんとも責任回避モードの発言のようでもあるが、もちろんそんなつもりではなく「運気を高めると云われております」とゆーコトが云いたかったに違いない。
何度読み返しても可笑しくて大切にこの紙を取ってあるボクなのだ。


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昨日の夕方の富士山
すっかり葉の落ちた木々を寒風が通り過ぎて行く


AF-S DX NIKKOR 18-70mmG ED F3.5-4.5 / Nikon D40
2008.01.10. 16:23 @Kitayama-Fujinomiya