天丼かくあるべし  

所要で静岡市街まで出かけた。このところ洋食系の食事が続いていて「今日はゼッタイ和食ね」と決めていたので、ドコで昼食を摂るかの選択は比較テキ容易だった。

清潔なカウンター席に腰かけると目の前に銅鍋があり、店主がリズミカルな動きで天ぷらを揚げる…そうココは天ぷら屋さんなのだ。
七間町シネぷら通りオリオン座前にある『天文』さんは明治12年創業の老舗で、静岡の海の幸を美味しく食べさせてくれる場所として県外の方からの評価も高いお店である。
桜海老、シラス、鰻といった静岡ならではの食材をふんだんに盛り込んだ料理に、地元のボクでさえ感心する技の冴がある。
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昨日は「特製天丼」を食してみた。オキマリの海老・茄子・獅子唐に加えキス・あなご・イカが並び、更にソコへ桜海老かき揚げも添えられるという至福のラインナップである。
丼ツユの塩梅もカンペキで「こんなに美味い天丼は久しぶり♪」なのだ。考えてもみれば目の前で揚げてくれた天ぷらをそのままドンブリに乗せて仕上げるワケだから美味いに決まってるじゃん…
ゴマ油がほんのり香る天丼をワシワシとかき込みながら汁椀を口に運ぶと
「ん〜!赤だしなのね」
フツーの味噌汁もヨイがなんといっても好物の赤だしが出てきてはコトバもなく、ただただ老舗の実力に関心しきりなのである。
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蒲焼・天ぷら『天文本店
http://www.at-s.com/bin/guru/guru0040.asp?yid=A156579633 
〒420-0035
静岡市葵区七間町14-3


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買物の途中はドトールで一服です
静岡市の中心部は路上喫煙が市条例で禁止されていますので
こうした場所を利用するワケなんです