岩手紅花牛・フィレステーキ/バルサミコソース  

誕生日の祝い膳というコトで少々リッチな食事を用意した。昨日は奥サマのバースディで何回目かと公表するには忍びないので控えるが、バツイチ同士で知り合ってから祝ってあげるのはもう4回目か…と感慨に耽った。

 有名デパートの外商部なるセクションは顧客からの要望でたとえ「タマゴ1パックでもご自宅までお届け」といったサービスを行っているらしいが、そうした恩恵にあづかれるのは年間購入額が千万円単位の富裕層だけに限られたコトであり、ボクにはまったく縁の無いおハナシなのである。
ビョーキで体調が悪いからといって電話でもしようものなら「はぁ?」の世界で、変人扱いされるのが関の山だろう。
そんなワケでなるべく近所のスーパーへクルマを走らせ、ついでにグルリと回ってその他モロモロの処理も済ませて帰ってくるのではある。
が、本当はジャスコのような大型ショッピングセンターで用を足せば1ケ所で済むのは解っていても「やれ、肉はドコのがイイ、花はアノ店のアレンジがグー、ケーキはやっぱり…」などとテキトーにヤッツケられない悲しさもある。
結局昨日はABCDAEと5店6か所を回るハメになってしまった。

 しかしバルサミコとはなんて素晴しい調味料なのだろうと感心する。肉はもちろん魚介や野菜にもエクセレントな風味と旨みを付加してくれる最高のエッセンスだ。
塩と黒胡椒だけで焼いたステーキにフライパンで煮詰めたバルサミコをかけただけの料理であるが、本当に美味しくいただける。葡萄の酸味と甘みが凝縮され命の水の真価を口にする時、人は至福を味わうコトができるのであろうか。
こうなるとガロニのボリュームに気遣う必要もなくなり、アトは栄養価の補助テキ役割を果たしてもらうだけなのだ。本来食事とはこうありたいものである。
もっとも大食漢のお嬢ちゃまには通用しないハナシなので、彼女のニクは別に用意した。豪州ビーフミスジ100g@100程度のエコノミー・ステーキではあるが、彼女はコレがいたくお気に入りになられたご様子で120gほどのカットを3枚ペロリと平らげてしまった。


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写真のスイーツは「フルー・オ・タルト」
富士宮の洋菓子店「ジャヴァ」さんで購入,時々利用しますが本格テキなケーキが楽しめます
店内にカフェテラスもありますよ


  patiserrie et cafe java
  静岡県富士宮市前田町137-2
  TEL : 0544-26-2058
  FAX : 0544-26-2209
  9:00-20:00 月曜定休



今朝の富士山
「アイーン」みたいな雲が…

AF-S DX NIKKOR18-70mm F3.5-4.5G ED / Nikon D40
2008.02.02. 07:44 @Mannohara-Fujinomiya