松山あげ

誰に教えてもらったワケでもないのだが、CO-OPの宅配カタログを見ていたらこんな商品があったのだ。
偶然目にしたモノが強く興味をソソルこともよくあるのねー、とポチっ。

配達されたものを早速開封してみる。フツーの油揚げに比べ非常に軽量で水分が少ないのは一目でわかるが、油っこいカンジもなくちょっと乾燥麩に近いフンイキだ。
ん〜なんかイケそーな予感で、朝食の味噌汁に試してみるとコレがめちゃグーなのよ。
ちょうど油揚げと天かすの“いいとこ取り”みたいで、良い香りとふわりとした食感がキンチョーの朝をやさしいキモチに変えてくれる。
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愛媛の松山といえば夏目漱石の「坊ちゃん」や「道後温泉」で有名だが、イトコの大学進学先でもありミョーな縁の場所でもある。
かの地の食品メーカーが明治中期から製造販売しているこの“松山あげ”は当初“干油揚”の名で世に出、戦時中の軍隊や戦後の南極観測船でも活躍したという保存食なのである。
なるほど、一袋購入して冷蔵庫で保管(常温保存も可能とメーカーコメント)しておけばかなり長期にわたって楽しめるだろうし、なにより切ったり煮たりといったテマがかからないのがいーではないか。
温かいうどんに入れて食べたらサイコー♪って叫んでしまいそう。
ちなみにパッケージのウラには「松山あげ丼」の作り方も載っているが、要はネギやキノコとこの松山あげを丼ツユで煮てタマゴでとじたものなのね。こちらもジツにおいちそーで近いうちにお試ししてみるつもりなのだ。

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メーカーのキャッチコピーは「愛媛の特産品・料理の名脇役として」ですって。

株式会社 程野商店
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