文月土用丑の鰻丼

よくしたもので旧暦で大暑は7月の23日前後というから、昨日の土用丑はまさにドンズバだったワケである。

 「鰻蒲焼食いたい病」の治療をしたのは月初の4日だったから今月は二度目というコトになる。あの時期はまだこんなに暑くもなく、梅雨だというのに気温も低めでひどく不快な想いをしていなかったと思う。
まだクスリも効いているので鰻を食べたいというキモチはさほど切迫していたワケでもないが、こう暑いと
「いっちょスナミナつけちゃうもんねー」
という野蛮なココロも芽生えてくる。
 しかも昨日の午後には友人から“鰻の蒲焼喰ったぜ〜!”とわざわざ写真入りのメールが届き、コレはゼッタイに食べるべきなのであると引導を渡されたようなものである。
ガマンしていたエアコンのスイッチを入れ、シャワーを浴びたらスーパーへゴーなのだ。やはりと云うべきかソコの特設コーナーには炭火の大型コンロが引っ張り出されて蒲焼がモウモウと煙を上げている。

 店内にはアノ素晴らしい香りが充満し、よほどキライというヒト以外は買って帰らなければ犯罪ではないか…と思えるほど右へナラヘ状態なのだ。
 たくさんのヒトがやるコトにソッポを向きたくなるヘンクツヤローのボクではあるが、土用丑に鰻の蒲焼を食べる習慣だけはなすすべもなく従っている。
それにしてもこんな日に真空チルドパックの鰻蒲焼を買ってゆく人がいたのには驚いたのね、いろいろ都合があるんでしょうけど…




スースーサラサラ
シャワーの必需品
先日ドラッグストアでイッキに揃えた
今年はコレでキマリよ〜