『吉田うどん』きよちゃん

「早く食べないと、うどんがノビちゃうよ！」
いきなり叱られてしまったボク…

　店主とおぼしきオネーサマが夢中で写真を撮っていたボクにわざわざ忠告してくれたのだ。
「あっ、すみません…。スグ食べなくっちゃね〜」
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　昨日は朝起きて富士山の姿をカメラに収めたりしているうちにムショーに“吉田うどん”が喰いたくなってきて強行を決意した山梨県富士吉田市行き。
頂き物や冷凍保存品で食べたコトはあったが、本格テキに現地で食すのは今回が初めてだ。スタンプラリーに加盟している店舗だけでも55を数える“うどんの町”なので、さて一体どの店に行ったらよいものか…とネットなどで検索してみたもののココだと決め手になるような情報はない。思案に暮れていても仕方がないので、まあとにかく現地に行ってしまおうと“道の駅・富士吉田”を目指してメガーヌをスタートさせたのよ。
　やはりあったゼ道の駅の情報コーナーにはパンフレット！凝ったモノやテレビ取材に登場するような所はハズして、シンプルでベーシックな吉田うどんを提供してくれそうなお店を…と選んでみたのがこの「きよちゃん」なのだ。

　メニューは“かけ”と“つけ”の二種類、それぞれ大と小があるだけのちょ〜シンプル。トッピングも選択の余地はなく、お決まりの具がドバッと乗せられている。固くてコシのあるうどんに茹でキャベツ・天かす・刻みネギ…そしてハハーンと感心してしまったのが“馬肉の生姜醤油煮”が添えられている。しかも意外にたっぷりで…
ちょうど讃岐うどんのようなダシの効いたツユは淡口醤油で調味されていて非常に旨みがある。とにかく美味い！の一言で、食べ終えると満足感に浸るのは舌だけでなくボリュームもスゴくてオナカもいっぱいなのね♪替え玉は￥200だけど、もう充分です。
コレが一杯￥500、信じられないバリュー…
　テーブルに置かれている薬味のごま味噌唐辛子と青唐辛子を刻んだものがまた旨辛で、コレをうどんにチョビチョビしながら食べるのがサイコーっ！てなカンジなのである。
水などはセルフの庶民テキなお店だがタケノコの煮物と梅干しがフリーにしてあり、美味しいうどんのあいの間につまめばなんともシアワセな気分になるお店であったのだ。
　帰り際に「いい写真が撮れたら見せてね！」と声を掛けてくれた先ほどのオネーサマ、
「本当に美味しかったですよ、ごちそうサマでしたー♪」