ナントカの「トマトチーズ焼」  

冷蔵庫の整理活動行為は楽しくもありまたその後の運用についてのチエの絞りドコロなのである。

出てくるは出てくるは…呆れるホドの中途ハンパなモノが。赤と黄色のミニトマトのパックは半分くらい痛んでいたし芽の出かかっているジャガ芋、開封して食べかけのウィンナーソーセージに賞味期限の切れている冷凍和風ハンバーグ…
チャンジャと和えて食べたアボカド半分に解凍してしまったトマトソースの残りと関連性のない食材のオンパレードにはどうしたものかと困ってしまうものだが、そんなトキはキャセロールに全てブチ込んでチーズをかけて焼いてしまうに限るのよ。
ちょっとテマのかかるのはジャガ芋だけで皮を剥いて芽の削除をして蒸してやるのね。蒸しあがったらソーセージやタマネギ・アボカドと云ったものを蒸し器に放り込んで軽く温めてやるのだ。キャセロールにテキトーに並べたらトマトソースをかけてシュレッドチーズをバラ撒き予熱したオーヴンへ…
“ナントカ”とタイトルにしたのは「なんとかやっとこさ」というイミではなく、主食材が特定できないヨセアツメだからなのであり、ソレでも「けっこー美味いじゃん♪」なトマトチーズ焼が出来てしまうのね。
もっともこうしてカンタンに処理しても美味しく食べられるのはキホンのトマトソースをしっかり自家製して作ってあるからなのであり、ケチャップだけではちょっと不満な結果しか残されないのよ。ただ手元にトマトケチャップしかない場合は市販のコンソメスープで少しのばしてニンニクやブラックペッパー、オレガノやバジルと云った香辛料でアクセントをつけたモノにしてやると「え〜っ?!コレってホントにケチャップがベースなの?」みたいなカンジにオドロキの食卓となるワケだ。
さ〜て今夜は冷凍庫の整理なんだよなぁ…



カンティーネ・スピネッリ
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ

DOC 赤・FB
モンテプルチアーノ90%
サンジョヴェーゼ10%


インターナショナル・ワインコンクールでグラン・メンツィオーネを受賞した赤ワイン
イタリア・ヴェネト州ヴェローナで毎年開催されるワインの国際見本市が「ヴィニタリー」であるが、ココで行われるコンクールがソレで出展企業も4000社を超える中から選出されるワインの一本として輝かしい栄誉を与えられるのよ
豊かで力強い果実味とアタックから余韻まで絡んでくるマイルドな酸味が素晴らしい
開栓してから時間の経過とともに深い味わいが静かに膨らんでゆく…そんなワインなのであった