鶏ムネ肉のソースかつ丼 

途中で挫折してしまった冷凍庫整理なのだった。ルノーへ行った帰りに寄ったスーパーが楽しくて、つい長居してしまったのが敗因だ。

 ソレでも多少はやったのよ、お嬢ちゃまが帰ってこなければもう少し出来たのに…と言い訳がましいかもしれないが、ハラを空かせたコドモにガマンを強いるのはなんともヤルセナイので中断してしまったのね。
冷凍庫から出てきたのは鶏胸肉のカツですでに衣をつけて揚げてある完成品だ。どちらかと云えばお弁当用の冷凍惣菜でありレンジアップしてスグに食べるコトのできる食材だが、なんでこんなモノを買っておいたのか記憶にないのよ。
ゴハンは朝炊いたヤツが炊飯ジャーに残っているし、アトは千切りキャベツを作って“ソースかつ丼”にでもしちゃおーか…とチョ〜手ヌキな夕食製造なのである。
まぁカツそのものは知れている味だが、やはりキモはソースにあるようだ。ゴハンと一緒にのせて食べる場合は下にソースがシミて行くのでドロリとした濃厚なモノよりウスター系のサラリとしたヤツの方がよりジャパネスクなドンブリに近いイメージが出来上がるだろう。
昨晩は高岡コロッケソースの「レトロ」、つまりクラシックタイプの醤油ベースのソースを使ったのだが、いいねぇ〜ナカナカ♪
懐かしいような香ばしい味がサッパリとしたチキンカツにズバリと決まったドンブリなのである。


   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆



シャトー・デ・カンペ2003
ACコルビエール 赤・FB
カリニャン60%
グルナッシュ30%
シラー10%


アルテッド・コンクール金賞の一本
深い色合いとウッディでスパイシーな香りが印象的
ブラックチェリーやイチジクの香りを凝縮したようにちりばめ
果実の甘みとタンニンのバランスがとてもよい
ちょっと野生テキな味わいも覗いて濃い味の鶏肉料理には素晴らしいマッチングだった