イカの唐揚とぺペロンチーノのプレート

ワインのおつまみにもなりそーなプレートだが、お昼ゴハンに突然ペペロンチーノが食べたくなり勢いで作ってしまったランチなのである。

というのも食品庫の整理をしていたら某大手食品メーカー製“カラアゲの素”みたいなヤツが出てきて「ボクはこんなモン買ってないんだけどなぁ」なのだが、消費期限も間もなくだし使ってしまおーなのだ。
ところが唐揚=鶏肉という自動連鎖は前日の夕食に鶏手羽元醤油煮を食べてしまったというジジツからモロくも崩れ去り、ナニかベツの食材を探索しなくてはならないコトになるのね。
再び冷凍庫をガサゴソやると特売で買ってきた皇帝スルメイカ…って、あまり歓迎されないエンペラだけを集めてパック詰めして安売りしてるアレなのよ…があるではないか。ん〜コレコレ!
でもなんでみんなエンペラを食べたがらないんだろーなぁ、コリコリ歯ごたえと濃い風味がたまんなくイカらしくてボクはスキなのだし、ゲソとドッチが好き?なんて問われると悩んで一晩寝られなくなってしまうくらいなのだが。
テキトーにカットして例のコナをまぶし油で揚げるだけだから楽勝な料理である。このテの唐揚粉はヒジョーに良く出来ていて、誰がやっても失敗しない適度な塩加減と美味しさとがあり、お料理のニガテな方には欠かせないアイテムだろう。
しかし出先のランチなどで食堂の暖簾をくぐって注文した“鶏唐揚定食”などにこの味が登場すると「おいおいちょっとマテよぉ、プロなんだからさー、こんなん使わないでちゃんと味付けしてよ〜」とスグにバレてしまう独特な味でもあるのだ。


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2008.12.14. @Ooizumi,Yatsugatake-Plateau