やさしい味だな『ほうれん草とタマゴの中華スープ』

葉に触れるとキュッキュッと音がするようなホウレン草が農民市場にあった。
一把¥80だが一回で食べきれないくらいの量がある。

フカヒレやツバメの巣だけが中華スープの食材ではない…と云うとボンビのヒガミのように聞こえるかも知れないが、確かにヒガミなのね。だいたいフツーのスーパーではそんな食材は売っていないではないか、と小さな言い訳をしてから超ローコストな中華スープの支度を始めるのである。
動物性タンパク質はタマゴのみ…とはいえ実際は補助テキに加える“中華ガラスープの素”にも含有されているのであまりエラそーには言えないが、出来上がったスープを見れば浮いている脂がほとんど見当たらないのでイカにもヘルシーなカンジに満足できるのだな。
コンブやカツヲ節でとったダシに上記の補助顆粒ダシと生姜とニンニクを少々、酒と塩で味を整えカクシ味に醤油をチョビッと。
ほうれん草のザク切りを加えてさっと煮立ったら“水溶き片栗粉”でトロミをつけ“溶きタマゴ”を回し入れれば完成なのね。
食すトキにゴマ油あるいはラー油を少々たらすと風味が増しジツに美味しくいただける。もしストックがあればキクラゲを加えてやるのも見た目の色彩テキにはより結構なモノとなり、やわらかな食材の中にコリッとした食感のコントラストも楽しいスープになる。
およそ中華料理とはカンケーのない「焼鳥丼」をドッキングしてしまったが、濃い甘辛味のタレが絡む焼鳥にこのテのスープと云う組み合わせはやさしい味で、ナカナカによいバランスなのであった。







今朝の富士山

2009.02.08. 08:10 @Mannohara,Fujinomiya-City