ないなら作るしかないじゃん『クォーター・パウンダー』

首都圏のメガニスト諸氏は既にその評判を聞きつけては食したようで「う〜んボクも食べるんだもんね♪」と某チェーンに向かった。

ところが例のバナーはおろか店舗の電飾メニュー看板にもその名はなかったのね。
「クォーター・パウンダーはやってないの?」とカウンターにいるおねーちゃんに訊いてみようかとは思ったが、こんなアソビ人風のおっさんがそんなコトを聞いたりすれば無用なプレッシャーがかかってしまうのではないか…などと深い配慮からそのまま引き返すハメになってしまったのだ。
おっとその前にハラごしらえだよ、スーパーの一角などによくある地方の中小チェーンの軽食店で“マヨタコ”をつまむのだ。
ココのはタコ焼の中にマヨネーズを含めてすべて丸めこんであるので外見はスッキリツルツルなのね。でも食べるとナカからいろいろ出てきてナカナカに美味しいのである。“マヨタコ”という名前もキチンと商標登録されており、ヤタラにマネはできないのだな。

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家に帰りネットで某チェーンのホームページを見ると、何と首都圏を始めとした大都市エリアだけが販売対象となっていて「イナカ者は喰わなくてもよろしい」と侮辱されたようなキブンになったのだな、ボクは。
「ちっくしょ〜っ、ん〜ならジブンで作ったろーじゃねーか!その1/4ポンド・ハンバーガーとやらをプンプン」とソッコーで再びスーパーに行き、牛豚合挽やレタス・トマトそしてバンズといった諸食材の購入を済ませた。
ハンバーガーのパティを自家製するのは久し振りのコトであったが“ムカシとった杵柄”とやらでモタつくコトもなくあっけなく終わってしまったのには若干の面白くなさを覚えたが、クォーター・パウンダーへの執念がジリジリと燃え上がりソレどころではない。
フライパンで焼き目をつけ赤ワインでフランベしたアトにオーヴンへ…って、フツーのハンバーグと同じ工程で作るのでふんわりジューシーな仕上がりは食べなくても充分に想像できる。
へへっ、どうだいっ!日本〇ク〇ナ〇ドさんよ…美味いよっ♪ホンモノだよ♪
でもクォーターじゃなくってハーフかなコレ。ヤリ過ぎは禁物なのである。




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Afternoon,Feb.12.2009.