(58) 茨城県小美玉『水戸の副将軍』


「静まれぃ静まれぃ!この紋所が目に入らぬかぁっ!
コチラにおわす御方をドナタと心得るっ! オソレ多くもサキの副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞっ!
ご老公の御前である!
一同っ、頭が高い〜っ!控えおろーっ!」
誰もが知っているアノ時代劇の名セリフである。副将軍サマも毎週のようにこんなトラブルに見舞われては、いくらスケさんやカクさんが傍についていても疲れ果ててしまう御老体なのではないか。
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この製品を製造しているタカノフーズさんはその副将軍のお城のあった水戸市に隣接する小美玉市にある。平成18年に合併するまでは小川町,美野里町,玉里村という三町だったのであり、新市名はそのアタマ文字をくっつけただけ…という芸のなさだが、なんとなくシックリきていて“オミタマ”というキレイな名前の市になっていると思える。
特産品は霞ヶ浦に接しているので「れんこん」、そして「ニラ」や「いちご」の栽培が盛んな土地のようだ。いちごの品種は“おがわ・みのり”というちょっとアヤシげな名前だが評価は高かったらしい。現在は“とちおとめ”を主力に売り上げを伸ばしているという。

そんなノドカなイメージの小美玉市ではあるが、自衛隊百里基地や2010年に開港予定の茨城空港といった空の施設ポイントとしても発展を続ける都市に変貌しつつある。




タカノフーズ株式会社
http://www.takanofoods.co.jp/