とうきびアイスモナカ


カッコだけの“とうきび”かと思ったら、ちゃんとコーンの味がするのである。
まるでピュアなコーンスープをアイスにして食べているみたいなカンジでナカナカによろしい。
見た目だけ…と思い込んでいたのはムカシはそんな商品がほとんどで、香料や着色料ばかりでなく添加物もたっぷり含まれているのが当たり前のコドモ用おやつばかりだったからだ。
今は時代も変わり食味ばかりでなく食の安全性や信頼性に重きを置いた食品が世の中の趨勢を固めている。安価なコドモ用おやつでさえ…と云うより最も傾注しなければならないカテゴリーとして扱われるようになった。
ソレなのに何故か幼児・児童の食品アレルギーは増加する傾向にあり、キケンな食品をクチにしていた我々の世代にはほとんど発生していないという摩訶不思議な状況になっている。
食品の安全性とは一体ナニなのか…栄養価の異種相互補完、免疫性や食習慣・バランスなどといった観点からも、もう一度考え直す必要があると思う。
江戸時代から近代にかけての食生活がどのようなモノであったのかをひも解いてみると、案外いいヒントが隠されているような気がするのだ。