暫時増量実施中『牛丼』

まもなくやってくる春休み…寝てばかりいてナニもしようとしない中一女子剣道部員のコトを思うとボクは非常にユーウツなのである。

オトモダチから遊びのお誘いでもあれば出かけるコトもあるようだが自らは積極テキにソトに出ようともせず、かと言ってお勉強とは縁遠い成績であるからしてコミックとフジテレ系の下劣バラエティー視聴に明け暮れる毎日と云うのはミエミエなのね。
オマケに食べ物のスキキライが激激ハゲシクてカンタンに言うとニクとコメとラーメンしか食べない…と云うのが一番てっとり早い説明なのだな。“優しい”母親殿はこの子のために「冷凍牛丼の具」を常備してあり魚料理の際には素早く別献立として対応できるようにしてあるのが、これまたフクザツな想いを増長させるのだ。
ワルいオジサンはその「冷凍牛丼の具」をカッパらって昼メシに喰ってしまうワケなのであるが、サスガにそのままではちと寂しいので増量をたくらむのである。いや、ニクの量は充分なのだが冷凍パックのタマネギだけと云うのはただでさえ哀愁な冷凍食品のヒケメをヨケーに感じるコトとなりどーもいただけない。
ドンブリにゴハンをよそり温めたパックの中身をドサッとかけ生タマゴをパカッと割り落としてやるのも美味い食べ方だが、やはり一抹のインスタント臭さが意識に残っていて実質より精神テキに劣る結果をもたらす。
よ〜しココはイッパツ本格マネゴトで食味とボリュームを一気に同時獲得しようではないかと、通常は電子レンジまたは湯煎で加熱するパックを開き鍋に移し、豆腐と焼いたネギを加えて少し詰めるように煮込んでやったのね。
あぁ、やはり美味いのである。とても同じ袋から出てきたものとは思えない。
しかし撮影した写真を見てボクは先日山梨で食した“うま丼”を思い出してしまった。
う〜ん、情けない…




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ちっとハラごなしに散歩でもすっか

Afternoon,March.07.2009.