-富士宮支部- 日本平名物『お茶たいやき』

思わぬところで部活をするハメになった。友人を連れて訪れた日本平山頂の土産物屋にたい焼きコーナーがあったのだ。
折しも大型観光バスが到着し、たい焼き屋のオバチャンまで土産物レジと接客まで応援に回っていると云うテンヤワンヤの中、やっとテにしたたい焼きは茶処・静岡を少々押しつけがましくアピールする“お茶たいやき”なのである。

ホントは小倉餡の方が欲しかったのだが、ヒマ人オバタリアンが大挙して押しかけては悲鳴や怒号が飛び交う阿鼻叫喚の中でワガママは云えなかったボクなのね。
モヌケのカラとなっているたい焼きコーナーの前でボーゼンとそれらの喧騒を眺めるボクを見つけた“たい焼きコーナー担当のオバチャン”は「ちょっと待っててねーっ、いますぐ行くから!」と遠くから叫んだ。息堰切って駆けつけてくれたオバチャンの熱心さに「小豆餡の方を焼いて欲しい」とは言い出しづらく、焼置きしてあった“抹茶あん”を素直に頂いてきたのである。

皮に抹茶、アンコにも抹茶とマッチャマッチャして食してみればマッチャだらけのお味、渋いような苦みがオトナのスイーツなのである。あ〜やっぱり小豆の方を食べたかったなぁ…
ただ皮の味は抹茶入りというのはそう悪いものでもなく、フツーの甘い皮に比べるとクチをサッパリさせる効果もあるのかナカナカによろしいのである。以前墓参りに行った時、花を買いに入ったスーパーの入口屋台で売っていたたい焼きも抹茶皮のものがあり、衝動テキに購入して食べたところ非常に美味しかったコトを思い出した。
ソレにしても“日本平名物”と謳うのはいかがなものか。ちょっと前まではこんなモノは無かったのだし、新参者のクセにベテラン気取りをしてみせるような恥ずかしさは感じないのだろうか。

一尾¥140は観光地価格でシカタのないところか…
今度は焼たてを食べさせてね、オバチャン。


ふるさと広場・月日星「ほいほい亭」
http://www.nihondairashimizuya.com/








梅成弟子丸さん
こんにちわ〜っ!
天狗焼きもそうだったんですか…ってコトは“新名物”もヨソ者である観光客にはバレないって寸法かな(笑) ねぇ、出来れば本物の名物に出会いたいものですが、アトから調べて「つい先日はじめました」なんてわかっちゃうとガッカリですよね。
コレだけは売る側の倫理に頼るしかテはありませんな(´Å`)
でも“天狗焼き”ってナマエも見た目もいいよね♪ ボクが作るとハナに特徴のある天狗になりそーですが(爆)
そういえば次郎長の生家でこんなスタンプがありましたので、イタズラに押してきました





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オマケのおやつ。やはり同店の一角にある“日本平高原アイスクリーム”のコーナーにあった『久能石垣苺のシャーベット』。
一口食べてみただけで「なにも加えていないんだ♪」というコトが判るピュアな味。石垣イチゴならではの酸味と香りが、かつてケーキなどのトッピング用イチゴとしてその名を全国に馳せていた久能石垣苺の片鱗を感じさせる。
シャーベットとして販売されているが、上質なソルベのような舌触りと風味の良さが嬉しい。房総・千倉の道の駅で食した“あまおうソフト”には及ばないが、さっぱりした後味の良さにはまたベツの価値があると思える。
そうそう、今日五月九日は“アイスクリームの日”だったのだ…







今朝の富士山
ここ数日の雨は富士山の冠雪を元に戻してくれました

2009.05.09. 08:57 @Mannohara,Fujinomiya-City