やっぱりアンティパストに『サーモン巻ホワイトアスパラ』

前日に引き続きアスパラを食した。シュパーゲル(ホワイトアスパラ)は茹でてコンソメスープに漬込んであるので食べようと思えばスグそのまま…なのだが、ソコはプライドにかけてちょっと洒落たアンティパストに変身させてみたのよ。


久しぶりにお会いしたマイミクさんたちとのヒトトキはジツに楽しかったが、お別れしたのは夕方で晩ゴハンの支度タイムは一気に迫って来ていた。帰り路に慌ててスーパーに駆け込みシュパーゲルに合わせる食材の購入を急ぐ。
事前の計画ではスモークサーモンを巻きつけて冷たい前菜にでもしようとしていたのでいつもの鮮魚コーナーに真っ先に向かうが、肝心のソレは見当たらないのね。あるのはボソッと切られた“切り落し”のみで、何度付近をあらためて見てもナイのである。あまりに口惜しくまた不審に思ったので鮮魚コーナーの店員を捕まえて尋ねれば「申し訳ありません…」のツレない返事だ。冷凍でも真空パックでも構わないからスモークサーモンのスライスくらい置いとけよ〜! あ〜やだやだ、イナカはコレだからキライ。
仕方がないのでナニかベツのものでも巻こうかと再びウロウロ眺めていると、あるじゃん♪いーものがさぁ。チリ産だけど脂ののったサーモントラウトの刺身用サクが都合のよい量でパックされている。ウ〜ム、コレを超薄切りにして巻いてやればオッケーなのよね…
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ワインヴィネガーの代わりにレモンを搾った汁でヴィネグレットソースを作り、サーモン巻のホワイトアスパラを食す。いや〜もうナニも申し上げるコトはござません…
スモークしたものでなかったのは逆に幸運だったようだ。シュパーゲルの繊細な風味を壊すことなくサーモンの旨みが加わって堪らない美味さだ。ヴィネグレットソースの酸味がキュッと全体を引き締めてはサーモンの脂が暴れるのを諫めているようでもある。
少し外道な食べ方になるかも知れないが「わさび醤油で楽しんでもいいかなぁ…」と酔いの回ってきたエロおやぢの脳ミソがヨケーな口出しをしたりもするのである。