ホッケの燻製とカレイのえんがわユッケ風

コドモの頃から“ホッケの燻製”は大好物だった。もっとも当時は価格も安くドコの家の親も気軽にコドモのおやつとして振舞うコトができたのだろう、トモダチの家に遊びに行った時には“かんかい”(干したコマイ)と共によくいただいたモノの一つだ。

とにかく脂がスゴいので食べるトキは古新聞を拡げてはその上でかじりついた。新聞紙が適度に油を吸い取ってくれるしお手拭き代わりにもなる。食べ終えたアトは残った皮や小骨をそのまま丸め込んでポイできる都合の良さもあって忘れられないテクニックなのだ。
北海道物産展などがあると必ず並んでいる商品だが最近は随分高価な食べ物になってしまった。とてもコドモのおやつに出してやれるような気軽さはなく、ビールの肴にエロおやぢはコッソリ食すのである。
変らないのは新聞紙を用意するコトくらいかな…



前菜にホッケの燻製、本番は“えんがわユッケ”とカタカナ三文字が連なってしまった。もっともホッケは日本語だがユッケはハングルで、料理そのものも半島で古来から親しまれてきた牛肉料理である。
まぁ要は韓国式のタルタルステーキであり焼肉店へ行けば定番メニューとなっているからお試しされたことのある方も多いハズだ。居酒屋などでは“マグロのユッケ”などといった料理も提供されてはいるが、ユッケはあくまでも“畜肉を生で食す”という意味の韓国語であるからして異なる食材を用いた場合は末尾に「風」を付加しなければインチキなのである。
ボクが購入してきたこの商品はキチンと“えんがわユッケ風”と銘打たれており、サスガ阪神地区のメーカーさんだけのコトはあるなぁ…とミョーな部分で感心してしまった。
本来はそのお味にもっと感心しなければならないワケであって、先ずは酒の肴…次にゴハンのお供にと二段階試食をしてみたのだ。ウ〜ム、ジツに美味いではないか♪ 辛過ぎず甘過ぎずツボにハマった韓国風味、コレはもっと買っておけばヨカッタ…と嬉しい想定外なのね。
製造元のホームページではこの商品が昨年度の「全国水産加工たべもの展」で大阪府知事賞を獲得したと自慢している。確かに美味しいこの“黄金カレイえんがわユッケ風”なら橋下知事もさぞかし酒がススムに違いない。


株式会社かね徳
http://www.kanetoku.co.jp/







昨日は空ビン回収の日だった
ビョーキで二か月ほどズルしてしまったので
けっこーたまってたのね
送った写メールを見た友人は
「また貸切ねえ…」
とアキレていたが
うん、やっぱりそーだよなぁ
カゴは当家の酒瓶でほとんど満杯
少し…いや、かなり恥ずかしいのである









Afternoon, June 23. 2009. @MyGarden