-富士宮支部- ニチレイ冷凍たい焼


当たいやき部の部長殿がお出かけした際に食したというニチレイさんの冷凍たい焼だ。SAでは自動販売機なのでいきなり業務用電子レンジで強力な解凍加熱処理をされてはゴトリと排出されるハコ入りスタイルだが、スーパーで見つけた一般用はアルミ蒸着フィルムの袋に入れられたフツーの冷凍食品なのである。
前者はいくらプロ用の電子レンジをもってしてもやはり自販機内での限られたスペースでの加熱だ、どうしても端部までの均一な処理はムリなのである。尾部先端などにクリスピーな皮が発生してしまうのは仕方のないことで、部長は「ソレさえも美味しく感ずる」とフォローされてはいるものの、できればノーマルなシッポが喰いたいと言うのが正直なところに違いない。
その点家庭用ではニチレイさんが推奨するようにレンジ解凍オーブン加熱という二刀流でズルできるメリットもあり、外はカリカリ・内はふんわりという理想テキなたい焼を再現可能だ。
小豆あんの製法にもこだわったというだけあってとても冷凍食品とは思えない美味しさにちょっと驚いたが、たまたま一尾だけ残っていたCO-OP製品の冷凍たい焼との比較…などというクダラナイことも思いついてしまったのである。


左はコープ製品、右がニチレイ製品である。体長はコープ=125mm、ニチレイ=110mmとかなりな差異があるのに重量は共に80g(加熱前の冷凍状態)であり、皮の密度やアンコの量に影響されているのかも知れない。
マジメな部員ならココでその原因追及のために各種測定や吟味分析などを行うのだろうが、ハラの空いたエロおやぢはこの辺りが限界でスグに食いついてしまい真相はヤミの中…違った、ハラの中なのである。
コープ製品がどちらかと云えば皮も小豆あんもアッサリとしたタイプで万人ウケする無難なモノであるのに対し、ニチレイ製品は皮にもアンコにもちょっとしたエッセンスがちりばめられていてマニアックなオトナ向けかもしれないなぁ…と渋茶をすすりながら考えたりもするのである。



ニチレイフーズ 冷凍たい焼
http://www.nichireifoods.co.jp/product/home/detail/h_038.html




RainyDay

AM, June 24. 2009. @MyGarden