ヒネクレ胡瓜と『鶏胸肉の冷しゃぶ』

昨日は母君の誕生日だったのでちょっとしたプレゼントを渡しに実家へ行ったのだが、ちょうど菜園のトマトや胡瓜が食べごろで採りたてを逆に頂いてきてしまったのである。

マトモにスクスク成長しているものがほとんどなのに、時折こうしたヒネクレ者が現れては周囲を混乱に陥れるのはヒトの世界と一緒で面白い。
キュウリが曲がったくらいで困るコトもなかろうに…と思われるかも知れないが、曲がったキュウリは接したツル茎や葉などを巻き込んでシメ上げてしまったりとけっこーな悪さをするものなのだ。まぁそんなイタズラと見てくれ以外は特に問題はなく性根は良好なので、スライスしては塩モミしてパリパリと喰ってしまえば「オマエはいいヤツだったよな〜」となるワケなのね。
しかしトーシローの園芸と云うのはどうしてこんなモノが出来てしまうのだろう。日当たりや肥料の加減とか水分の供給などフクザツな要因があるに違いないのだが、ソコまで凝りだすとプロフェッショナルとしての農業家みたいになってしまうのでアッサリ諦めてはテキトーに育成させてはいるのである。

母君はヌカミソ漬以外にはスライス塩モミ胡瓜を甘酢に漬けておいては三度の食事の副菜にしているらしい。しっかり水分を抜いてから甘酢に仕込めば数日はキレイな色の状態で楽しめると云う。たまに不揃いキュウリが大量に安く販売されているコトもあるので、そんな時に活用したいテクニックだ。
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昨晩は鶏の胸肉を薄くスライスしたものがあったので冷しゃぶにしてサラダ仕立てで食した。
野菜はグリーンサラダ以外がイタダキ物で全て間に合ってしまったのはラッキーで、大根おろし・胡瓜・茗荷・トマトといった都合のよいモノばかりが冷しゃぶに彩りを添えてくれる。ココまで出来上がればアトはポン酢醤油でもドレッシングでも生醤油でも…と好みの調味料で食せば宜しい。ボクは例によって新潟の“かんずり”をポン酢に溶いてかけようかと思っていたのだが、ウッカリしたことに前回の鍋モノのときに使い切ったままだった。
しかし運のよいことに神戸の友人が送ってくれた“柚子とうがらし”というタバスコのような液状調味料があったので使ってみると、コレがまたいいカンジなのである。ミョーに辛過ぎず適度な旨みもあるし、液状なのでポン酢へのナジミも早い。
ナカナカに“使える”香辛料をご案内いただいたものだ…と有難いキモチで食事を終えることが出来た。







母君へのプレゼントは可愛らしいアクアリウムにした
コッピーとかいうキレイな熱帯魚だ
バイオテクノロジーの応用で
水交換も月に一度で良いと云う
ちょっと涼しげで夏らしい楽しみを届けた




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Afternoon, August 01. 2009. @MyGarden