ジャガイモが主原料『カムジャ麺』

イナカでは売ってないのだな、コレは。 散々探し回ったがとうとう見つからず諦めていたところにソレは飛び込んできた。

果報は寝て待て…か。決してズボラをしていたワケでもないし、ズルしてネット買いに逃げたのでもない。困窮するボクを見かねた友人が気をきかせてプレゼントしてくれたのよ。
神戸の友人G(双子の兄のほう)などは韓国食材の店でコレを見つけてはワザワザ写メールまでしてきて「よっぽど嬉しかったんだなぁ」と思えるような珍しいインスタント麺だ。
麺の原料としてジャガイモを使ったもので、食してみるとツルツルとのど越しが良いのに適度なモチモチ感とネバリもあって美味しいのである。スープは思ったよりフツーの辛味でこのメーカーの代表テキ製品である“辛ラーメン”からは想像がつきにくい味なのである。フリーズドライの具にはネギや椎茸がたっぷり含まれており、その旨みも手伝ってかナカナカに侮れない仕上がりと麺から出るトロミとがマッチしてイイ感じだ。
   ◆◇◆◇◆
同社のホームページにはまだこの商品は掲載されていないが「ナニか面白そーなものはないかなぁ」と見ているとホントに面白い記述を発見した。
ラーメンの正義”だそうである。
いったいどんな理論展開があるのかと興味深々で読み進むと、インスタントラーメンとは何ぞや…とか、食品としての優位性や安全性を硬質な文章で羅列してあるだけではないか。
ウ〜ム、どうやらコレは誤訳で“ラーメンの定義”というのが正しい日本語なのだな。てっきり正義の味方・ラーメンマンみたいなのが登場してインチキ食品や食品偽装企業をバッタバッタと切り捨てなぎ倒す姿を想像していたが、いやはや別の意味でジツに楽しいモノを見せていただいた。
でも辛ラーメンとは“辛いラーメン”を表現したものだと思っていたら創業者である辛春浩さんの苗字をつけたものだったのである。もし名前が甘さんだったら“辛い甘ラーメン”になってしまいフクザツなコトになってしまったのだろうなぁ…


農心
http://jp.nongshim.com/jap/main.jsp






Half Moon

8:46PM, August 27. 2009