復刻版を食したのはかなり前だ。限定生産かとカッテに思っていたのでその後いつまでも店頭に並んでいるし現在でもよく見かけるので少々ガッカリしているのである。
ところが先日スーパーのレジ前ワゴンに山積みされていたカップ麺の中に“カレー味”というものを見つけてついテを出してしまった。「どーせたいして変わんないでしょ…」と思いつつお試しせずにはいられないエロおやぢはナサケナイのである。
復刻版はキャベツ＆粉ソースのシンプルスタイルだったが、ニューカマーのカレー味はフリーズドライの具にコーンなども加わり確実にステップアップを遂げている。カレー風味の粉ソースもナカナカのものだ。カレー味の場合は粉ソースとの相性が逆に良い方向にあるようで、ミョ〜なスパイシーさがイナタイ感じでジャンキーテイストたっぷりなのである。
大型化あるいは大盛化がフツーになってしまったカップ焼そばの中で、こうしたミニマムなスタイルを見るとなにかムカシの軽自動車を見るようでインスタント食品の原点を見直す機会にもなるというものだ。
◆徳島製粉株式会社
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